インタビュー・コメント

ギルバート・バーンズ「マスヴィダルは絶対に体に塗っていた」

UFC287では、ギルバート・バーンズがホルヘ・マスヴィダルに判定で勝利しました。

高いグラップリングを誇るバーンズでしたが、マスヴィダルとの攻防では仕留め切ることができませんでした。

ところがバーンズは試合後の記者会見で、マスヴィダルが絶対に体にローションを塗っていたと主張しました。

「フィニッシュをとても期待していたんだが、良い試合だったとは思う。俺は毎試合魅了しようとしている。フィニッシュを本当に楽しみにしていた。良い打撃を加えてテイクダウンも何度か奪ったんだけどね。もし間違っていなければ、俺は3回テイクダウンを試みたが3回とも成功した。多くのレスラーがそうではない。彼が戦ったレベルの高いレスラーたちは、テイクダウンをするのに苦労していたが、俺はそうではなかった。改善点をたくさん示せたと思うし、アイツはめちゃくちゃ滑るんだ。マイアミの老犬はとても滑りやすかったから、それが彼のやり口なんだろうね」

選手はケージに入る前に、通常リングサイドにいるレフェリーによって体に何か塗っていないかチェックされます。

マスヴィダルがケージに入ったときは何も塗っていなかったかもしれないものの、バーンズは汗をかいて初めて滑るような方法を使ったからだと語りました。

「100%彼はグリースを塗っていたと考えている。俺はヤツらがやっている古い手口は知っている。何をやっているか知っているか?土曜日に起きてからまず最初にシャワーを浴びて、体にローションをたっぷり塗るんだ。肌がローションを吸収して、その3時間後にまたやって、さらに3時間後にやってを繰り返していくと体が吸収していく。汗をたくさんかくようになると(ローションが)出始めるんだ。間違いなく100%彼はそうしていた。もしかしたらではなく100%だ。非常に滑りやすかったんだ。ハイライトを見れば、肌が輝いているのがわかるだろう。アイツはもう褒めるしかないよ。全てのトリックをやってのけたんだからね」

バーンズはテイクダウンを何度も奪ってグラウンドでポジションを取ったことで、マスヴィダルをもっと追い込むべきだったと語りました。

「100%フィニッシュするべきだった。彼に強さを全く感じなかったよ。彼をたくさん見て立ち上がることもあったが、名前を出すつもりはないけど、レベルの高いレスラーと何度か対戦したときは負けている。俺は3回テイクダウンを試みたが3回とも成功した。俺がトップになれば彼は立ち上がれなかった。一度だけ立ち上がったと思うがそれだけだ。俺が相手を支配していたんだ。もしもう少しローションが少なければ、フィニッシュできたと思うんだけどね」

バーンズは次の試合としてタイトル戦を要求しました。

すでにレオン・エドワーズ対コルビー・コビントンのウェルター級チャンピオンシップが決定しているため、自身はそのバックアップを務めると主張しました。

「コルビー(コビントン)とレオン(エドワーズ)がロンドンで対戦することは、ほぼ決定だと言っていい。俺が間違っていなければほぼ決定した。俺はバックアップになるつもりだよ。UFCからの依頼があれば、いつでもイエスと答えるだろう。今俺が要求しているのは、5ラウンドのトレーニングキャンプをこなしてロンドンに行ってバックアップを務め、次にタイトル戦をやることだ。俺にやらせて欲しい。こいつらは他で100ドルを稼いでるんだ。それはそれでいい。俺は次の試合でバックアップを務め、次にタイトルをかけて戦うんだ」