UFCウェルター級ではチャンピオンのレオン・エドワーズがカマル・ウスマンに勝利して、タイトル防衛に成功しました。
次の挑戦者にはランキング2位のコルビー・コビントンが濃厚となっています。
ウェルター級ランキング4位にいるベラル・ムハマッドはUFC287のバックステージで、もし次にタイトルに挑戦できないのであれば、階級をミドル級に上げてカムザット・チマエフと戦うつもりだと語りました。
「正直言って、現時点でミドル級に上げるつもりだ。ミドル級で戦えるし、そこは心配していないよ。だから上に転向して彼を探す。もしかしたら彼が出てきて戦ってくれるかもしれないね。俺はウェルター級でトップになった。ミドル級でも同じだよ。もしタイトル戦ができないなら、ワクワクするような試合をさせて欲しい。ショーン・ストリックランドみたいな、俺が嫌いで殴ったらおもしろそうなヤツとやらせて欲しいね」
UFCのダナ・ホワイトは当初、ムハマッドの次の相手として、UFCウェルター級ランキング6位でキャリア無敗のシャフカト・ラフモノフを考えていました。
しかしムハマッドは、前回のショーン・ブレイディに続けて自身よりも下位にいる選手と戦うことに意味はないとし、代わりにカマル・ウスマンに興味があると語りました。
「その試合なら自分にとって後戻りしてしまうことになる。無敗の将来有望で次の大物候補だったショーン・ブレイディと戦ったが、俺の前には試合をしていないヤツがいた。今は彼らはその座を射止めるためにビッグネームが必要だと言っていて、だから俺はカマル・ウスマンに注目しているんだ。彼は元チャンピオンで、みんながこの階級のGOATだと考えていたヤツだった。尊敬の念しかないのですが、最終的に俺を頂点に立たせてくれる相手だと思っているよ」