インタビュー・コメント

セルゲイ・パブロビッチ「タイトル挑戦まで待つつもりだ」

週末に開催されたUFCファイトナイトのメインイベントでは、セルゲイ・パブロビッチがカーティス・ブレイズを相手に第1ラウンドTKOで勝利しました。

これで6連勝となったパブロビッチは6試合全てで1ラウンドKO(TKO)勝利を果たしています。

ヘビー級タイトルは今後ジョン・ジョーンズ対スティーぺ・ミオシッチが行われると予想されており、もしパブロビッチが挑戦することになれば、その試合の後になります。

試合後の記者会見でパブロビッチは、次に他の選手と対戦するのではなく、タイトルに挑戦できるタイミングが来るまで待ち続けると語りました。

「休んで、食べて、寝て、もっと休んで、待つよ」

「誰か相手を見つけるのを待っているわけではない。俺が望んでいるのはベルトを獲得することだ。このベルトは子供の頃からの夢だから、その夢に向かってベルトを獲るために一生懸命頑張っているんだ」

試合はレスリングが得意なブレイズが立ったまま打撃を中心とした攻撃で、テイクダウンを試みたのは1度だけでした。

パブロビッチは、そうなる展開を予想して試合に向けて準備を進めてきたと語りました。

「正直なところ、5ラウンド全てを想定して準備していたし、5ラウンド全て戦うことになると思っていた。でも彼を捉えられるとわかってから、これ以上試合を続ける理由がなくなってしまったんだ。試合を始めたとき、彼が俺をテイクダウンするには、深く潜ってダブルレッグを狙うしかないと理解していたし、実は彼は以前にもこれまでのやり方でノックアウトに追い込まれたことがあるんだ。だから彼はそこに危険が潜んでいることをわかっていただろうし、あのような戦いになったんだと思うよ」

「それは我々が取り組んできたことだ。彼が打撃を打とうとして、それが上手くいかなければメンタル的に崩れ始めるだろうとわかっていたし、それこそが我々が取り組んだことであり、準備したことなんだ」

パブロビッチはジョーンズとミオシッチのどちらが勝つかはフィフティ・フィフティだとし、どちらが勝っても構わないと語りました。

「どちらも簡単な試合とは言えないだろう。つまり2人ともハードな戦士だし、誰が来てもいいように、彼らが俺と誰を戦わせようとしてもいいように準備しなければならないんだ」