インタビュー・コメント

パウロ・コスタ「UFC288でブラホビッチと戦うはずだった」

パウロ・コスタは今週中に新しいUFCとの契約をまとめる見込みで、10月にアブダビでカムザット・チマエフ戦が行われることを目標としています。

コスタは『The MMA Hour』に出演し、チマエフ戦は良いものの、10月よりも前に試合に出たい考えを示しました。

「UFCには6月よりも前に試合を組むように働きかけているんだ。ドバイ政府と何らかの協定を結んでいるから、そこで大きな試合をする必要があるんだと思う」

「(チマエフ戦は)やりたいね。良いマッチアップだと思う。この試合には多くの宣伝効果があり、みんながこの試合を見たいと思っている。その試合についてはいつも聞かれるんだ」

現在の契約が残り1試合となったコスタは、UFC288でヤン・ブラホビッチとライトヘビー級で対戦するショート・ノーティスでの試合を望みました。

一度は進められたものの、最終的にブラホビッチが試合に出ないことから実現しなかったと語りました。

「だからこっちの方が時間がかかって、3日間くらいやり取りして交渉して、最終的にUFCが受け入れてくれた。彼らは大丈夫だと言ってたし、今ライトヘビー級でちょうど(ヤンと)戦えるし、彼を倒してもまた(10月に)ミドル級に戻って戦えばいいとね。それでUFCが受け入れてくれたから、俺はTwitterで『OK、試合が決まったよ。俺とUFCは条件の合意に達したし、ヤンも受け入れたんだと思う』と投稿したんだ。それで5月6日に戦うことになった」

「そして日曜日に意外にもヤンが試合を辞退したんだ。彼はやらないと言った。俺は3日前に試合を受けたが、彼はパウロが受け入れていないから辞退したと言っていた。ヤンからそんなことを言われるとは思っていなかったが、これはショートノーティスだ。だから調子が悪かったのかもしれないし、トレーニングをしていなかったのかもしれないし、ケガをしていたのかもしれないね」

ヤンはコスタが試合を辞退したと主張したものの、コスタはそれに反論しています。

「ヤンはウソをついている。俺は決して試合を辞退したことはない。実は彼こそが試合をやめた張本人なんだ。ずっとその試合について交渉していた。3~4日間UFCと交渉していた。俺は決して試合をキャンセルなんかしていない。あの試合が組まれたことにとても満足していた。(UFCに)これは非常に良い試合だと言ったんだ。あのマッチアップが好きだし、ヤンの戦い方が好きだ。彼は(ルーク)ロックホールドやジャカレイ(ソウザ)のようなミドル級から上がってきた選手たちと戦って打ち負かしてきた。だからその試合は大きなチャンスだ。俺は3つの理由からこのアイデアを気に入っている。一つ目は、もうすでに彼らを打ち負かしていること。二つ目は、いつもトレーニングして準備しているから、ライトヘビー級に出るために大きく減量をする必要はないこと。三つ目は、ショート・ノーティスだからお金を稼ぐには良い機会だからだ」

現在コスタは現在の契約を打ち切り、報酬が大幅にアップする新しいUFCとの契約を開始するために、次の試合をブッキングすることを望んでいます。

「今非常に近いところにいる。しかしまだ100%ではない。ほとんどの条件で合意していて、5月6日にはヤンと戦うところだった。残念ながら、その試合は実現しないと思う。だから詳細を詰めて契約をまとめるのはもう少しなんだ」