インタビュー・コメント

UFC王者スターリング「メラブにタイトル挑戦を保証してほしい」

5月6日のUFC288でバンタム級タイトル防衛戦を控えているアルジャメイン・スターリングは、将来的にフェザー級への転向する可能性を示唆しています。

スターリングはUFC288でヘンリー・セフードに、さらにその後ショーン・オマリーに勝利することでバンタム級を去る予定です。

スターリングはポッドキャスト『The Fighter vs.The Writer』で、フェザー級への転向理由として減量が厳しくなっている点を挙げています。

「その可能性は非常に高いが、この試合がどうなるか、減量がどうなるかを見てみたい。チャンスはあるかもしれないし、その考え方は間違っているというようなバカなことを言う人がいるから、あまり言いたくはない。結局のところどうなるかや難しさにもよるが、体重管理はこれまでより上手くできたと思う。もしかしたら、これが最後かもしれない。ただ全てが上手くいくかどうかにかかっていると思うよ」

「135ポンドを作るのは簡単なことではないんだ。俺はそれをやっている。お金を稼ぐためにね。それが仕事だ。どうなるかいずれわかるよ。簡単ではないんだ。だんだん年をとって33歳になり、168ポンドから、時には165〜168、170ポンドから減量することもある。トレーニングをしていないときはその体重でいるし、それが自然な状態だ。選手のプロフィールを見ていても、太っていたり、体型が崩れているわけではない。でもこの体重にするためには、かなり減量するわけで、自分の階級の体重を作るのが難しくなったような気がするんだ。だから様子を見てみよう。一日一日、一戦一戦を大切にしてその上で決断を下す。そしてメラブがタイトルに挑戦するのを見てみたいね」

UFCのダナ・ホワイトは、スターリングとメラブが対戦を拒否していることに腹を立てていて、タイトル挑戦権を与えられない可能性があります。

しかしスターリングはそうならないように、メラブの次の試合前にUFCから勝てばタイトル挑戦ができると保証されることを望んでいると語りました。

「UFCには彼が次の挑戦を保証することを認めて欲しい。というのも今世間では、俺が友達を妨げているといったことや、自分と戦わないならメラブはタイトル戦ができないと言われているような気がする。UFCの目から見て、彼はまだNo.1コンテンダーの試合をしていないんだ。彼に保証してもらわなければならないのは、これに勝てば次はタイトル戦だと言ってもらうことだ。そのような状況になったとき、それが現実的になる。タイトル戦をやるかもしれないけど、友達とは戦わないということじゃなくてね。みんなはオファーがあったわけでもないのに仮定の話をしようとしている。オファーがあったなら、それは現実だ。現時点ではそうじゃない。みんなは我々をイライラさせるためにそう言っているんだと思うけど、メラブは弟みたいな存在なんだ」