UFC288のメインイベントでは、バンタム級チャンピオンのアルジャメイン・スターリングがヘンリー・セフードを相手に防衛戦を行います。
スターリングはこれまでピョートル・ヤン、TJディラショーとの試合で防衛に成功しており、今回は3回目の防衛戦となります。
これまで2度防衛したバンタム級チャンピオンは、2014年に戴冠したTJディラショーが最後となっており、それ以降は0回もしくは1回しか防衛できずにタイトルを失っています。
スターリングは今週行われた記者会見で、バンタム級で実績を残していることについて次のように語りました。
「(偉大な選手たちの仲間入りを果たすことは)本当に素晴らしいことだ。UFCに入るにあたっていくつかの目標があった。一つはもちろんUFCチャンピオンになることで、それを実現して何度か防衛することもできた。このスポーツを始めたのは、世界中を旅して新しい人たちに出会うことで自分の人生を変えるためだった。その多くを実現することができたね」
「すでに勝った気分だ。みんながその話題に俺を入れたいかどうかは別として、素晴らしいことだよ。その話題に自分が加わるのは嬉しいことだが、結局のところ、そういう話になるには俺が勝たなければならない。今でもドミニク(クルーズ)を見ているけど、我々はみんな彼の記録を追いかけているような気がするんだ」
UFC288ではセフードの自信過剰なところが本人にとって欠点になる可能性をスターリングは指摘しています。
「彼はイタい男だ。人付き合いが下手だと思う。それ以外だと、彼が選手としてもたらしてくれるもの全てを尊敬している。ただ変わっているね。俺は彼のことを無視しているわけではない。でも彼は俺のことを過小評価しているのかもしれない。もしそうなら、それが5月6日の彼の欠点になるだろうね」