インタビュー・コメント

スターリング「オマリーはもうタイトル戦から逃げられない」

UFC288のメインイベントでは、アルジャメイン・スターリングがヘンリー・セフードに判定で勝利してバンタム級タイトルの防衛に成功しました。

現在のバンタム級ランキング1位のメラブ・ドバリシビリはスターリングと戦わないことから、次の挑戦者はショーン・オマリーになる予定です。

当初ケガが長引いていたスターリングとセフードの対戦が遅れたため、オマリーはセフードとの暫定タイトルマッチを提案しました。

しかしUFCは結局スターリング対セフードを待ったものの、オマリーはバックアップを拒否しました。

スターリングは試合後の記者会見で、タイトルマッチを待つ決断を下したオマリーについて次のように語りました。

「ショーン・オマリーについて思うことは弱々しいということだ。金メダリストでテイクダウンディフェンスに優れたヘンリーのような小柄な男をテイクダウンできたのに、ショーン・オマリーに何ができるって言うんだ?みんな正直に言おう。彼はタイトルマッチを約束されていた。彼はタイトルマッチを受けないことを選択し、ヘンリーに復帰させて歴史を追いかけるチャンスを与えた。俺はヘンリーを倒した。これでもう逃げられないよ」

「大物たちと一緒に泳ぎたいのか、そうでないのかどちらかだ。もしそうでないならプールから上がって、階級を上げるとかそういうことをすればいい。このまま口先だけで吠えるだけで、与えられたチャンスを手にしないでいるのはやめよう。これこそがこのスポーツの醍醐味だ。与えられたチャンスをものにするんだ。間違いなく1ラウンドであの男を真っ二つにできると思う。サンドヘイゲンにやったのと同じことだ。俺は前に出て、プレッシャーをかける。すると彼はフットワークを駆使してくる。最終的に彼は劣勢になる。ヤツの蹴りを受け止めてボディロックしてローンチェアのように真っ二つにする。全て完了だよ」

オマリーに勝つ自信を示すスターリングですが、オマリーの打撃に関しては過小評価しないと語っています。

「彼は簡単にワン・ツーで俺の顎を狙ってダウンさせることができる。それは殴り合いだ。殴り合う以上、何が起きてもおかしくないし、それは理解している。前回誰かを過小評価したとき、俺はライトを見つめていたんだけど、そのことは覚えていない。 目が覚めたら病院だった。俺はこのスポーツに対して謙虚になったが、オマリーもまた謙虚になる必要があると思う。(マルロン・ヴェラ戦での)足の骨折は、彼にとって物足りなかったようだ。だからもう一度彼にしてやらなければいけないね」