インタビュー・コメント

コルビー・コビントン「ムハマッド対バーンズは無意味だった」

UFC288のセミメインでは、ベラル・ムハマッドがギルバート・バーンズに判定で勝利しました。

ウェルター級チャンピオンのレオン・エドワーズの次の挑戦者はコルビー・コビントンが予定されているものの、将来的なタイトル挑戦の可能性に近づく大きな試合となりました。

しかしコビントンは『Submission Radio』に出演し、すでに自身のタイトル挑戦が決定していることから、この試合は何もかかっていない無意味な試合だったと語りました。

「2人の負け犬が戦って、誰が最大の負け犬なのかを確かめただけだ。勝者は一人しかいないんだ。彼らは何も保証されていない。みんなわかっていることだし、ダナも何度も何度も言っていることで、MMAメディアのバカどもには何度説明する必要があるのかわからないが、俺が次の世界タイトルマッチに出場する。昨夜は何かをかけて戦っていたわけではなかった。昨夜利益を得て勝ったのは、(彼らが所属するドミナンスMMAマネージャーの)アリ・アブデルアジズだけだった。あの男だけだよ。彼は負けるわけにはいかなかった。彼は2人の選手を出場させたが、それは2人にとって何の理由もなくリスクを伴うものだった。何のために戦っているんだ?UFCはあの試合を組むことに関心がなかったんだ。あの試合でペイパービューが売れたわけでもない。彼らは無名なんだからね」

「どちらかというと、人種差別主義者のベラル・ムハマッドを追い出そうとしているだけだろう。彼は俺が白人だから肌の色で稼いだと言った。いや、誰もそれで稼いではいないし、俺の肌の色で指をさして判断するなんて最低だ。これは明らかな人種差別であり、誰もそれを撤回せず、謝罪もせず、そういったことはこれっぽっちもない。だからあの負け犬がそんなことを言うなんて最低だよ」

「昨夜は何のために戦っていたのか。彼は2024年初め頃まで待っているのだろうか。というのもこのタイトル戦が秋冬か年末に延期されるからだ。彼はこのまま待ち続けるつもりなのか?待ち続けた後にタイトル戦ができるほど彼にスター性があるとでも?いや、彼はまた戦わなければならないし、そうするのが当然だろう。多くの家族や子供たちが我々を尊敬しているのに、ESPNという大きなプラットフォームで人種差別発言をしていた。肌の色で人を判断するのではなく、共に歩み、共に働くことが必要なんだ。俺は肌の色で稼いだわけではない。世界チャンピオンやホール・オブ・フェイマーを次々と倒してきた実績があるからだ。俺がここにいるのは理由があるわけで、肌の色が理由ではないんだよ」

3月にイギリスのロンドンで開催されたUFC286では、レオン・エドワーズがカマル・ウスマンの挑戦を退けてウェルター級タイトルの防衛に成功しました。

そして7月にも再びイギリスのロンドンで開催されるものの、今回はペイパービューではなくファイトナイトとして予定されています。

コビントンはロンドンでエドワーズと対戦したかったとし、実現しなかったのはエドワーズが理由だと語りました。

「なぜ上手くいかなかったのか、責めるべきはたった一人だ。UFCはすでにESPNからペイパービューに変更し、ダナもペイパービューにすることを決めていたんだ。俺も乗り気だったし、UFCも後押ししていた。彼らはO2アリーナがいかにビジネスとして優れているか理解していて、どうしてもイギリスのファンにショーを見せたかったようだね。あそこのファンは本当に素晴らしい。正直なところ、今までで一番熱狂的なファンだった。あの試合が実現しなかった唯一の理由は、レオン・スコット(エドワーズ)だ。それが実現しなかった唯一の理由であり、悲しいことだね。今彼はアメリカの地に来て、(チャールズ)コーンウォリスのように降伏しなければならないんだ。そう、ヨークタウンの話だ。レオンはただの場つなぎであることはみんなわかっていることだし、彼の新しい名前は低IQ・エドワーズだよ」