インタビュー・コメント

ネイト・ディアス「ずっとボクシングがやりたかった」

ネイト・ディアスはUFCを契約満了となり、現在はフリーエージェントとなっています。

8月5日にはジェイク・ポールとボクシングマッチで対戦する予定です。

ディアスは今週行われた記者会見で、UFCを去って最高の選手とボクシングで戦うつもりだと語りました。

「俺の計画は、常にビッグネームや最高の選手と戦うことだ。ずっとUFCを出ようと思っていた。というのも自分の選手としての価値や自分のすべきことがわかっていたからだ。長い道のりだったが俺が出ていくときに、(ジェイク・ポールは)格闘技のために外で最大かつ最高のことをしていた。出てからすぐに戦うことができる立派な相手がいて良かったと思ったよ」

ディアスはUFCにいた頃からずっとボクシングをやりたかったと明らかにしました。

「18歳のときにプロボクサーになるはずだったのだが、先にケージファイトが決まってしまったから、ずっとケージの中にいた。UFCからすぐに契約で縛られることもあった。だからもう最初から閉じ込められていたんだ。外に出てボクシングをやりたかったのに契約に次ぐ契約だった。連鎖していたね。どんどん拘束期間が長くなっていった。15歳の頃からボクシングジムに通ってプロボクサーとスパーリングをしてきたが、戻って来れないとは思わなかった。俺はずっとボクシングをやりたかったんだ。さっきも言ったように、自分はずっとプロボクサーだったような気がするよ」

ディアスはUFCにいたときに、ボクサーではなくMMAファイターとして見られるのがイヤだったと語っています。

「MMAファイターというステレオタイプなイメージを持たれていたことに腹を立てていた。トミー・フューリーは『(ジェイク・ポールと戦う)彼らはMMAファイターだ』と言っていたよ。ボクサーではなくMMAファイターだと言っていたことに腹が立ったが、アンデウソン・シウバはトミー・フューリーをぶっ飛ばすだろうからちょっとバカらしいね。でもMMAファイターというステレオタイプで呼ばれるのは好きではない。ボクサーがボクシングの試合に向けてトレーニングするのと同じように、MMAで戦うたびに、プロとスパーリングをしたり、ミットを打ったり、走ったり、あらゆるボクシングのトレーニングを行い、おそらく誰よりも多くのスパーリングをしていた。残りの時間で他の全てのことをやらなければいけなかった。ここでボクシングのスキルを披露できてうれしいよ」

ディアスは対戦するジェイク・ポールを称賛しました。

「彼は若くてやる気があり、一生懸命やっている。見ればわかるよ。間違いなくみんなもそう思っているだろう。ヤツは止められない。俺はそういうヤツと戦いたいんだ。だからコナー(マクレガー)やトップ選手たちと戦いたがっていた。俺が試合に出ていないときに休んだのは、トップ選手と戦いたいからで、UFCは俺につまらないクソッタレとやらそうとしたんだ。俺はとびっきり最高の選手と戦っている。俺も素晴らしい仕事をしていることをクソッタレたちに知ってもらうためにここにいるんだ」