インタビュー・コメント

アルジャメイン・スターリングが8月のオマリー戦の可能性に言及

UFCバンタム級チャンピオンのアルジャメイン・スターリングは、5月6日のUFC288でヘンリー・セフードをスプリット判定で下して、タイトル防衛に成功しました。

今後はショーン・オマリーとタイトル防衛戦を行うことが濃厚となっています。

UFCのダナ・ホワイトはこのマッチアップが行われることを認め、おそらく8月のUFC292で行われることを示唆しました。

スターリングは『The MMA Hour』に出演し、試合の間隔が短いものの、体の状態が良ければ出場することができると語りました。

「UFCのチャンピオンとしては、最も早い間隔になると思う。訂正するが、ヴォルカノフスキーはアブダビから4~4ヶ月半の間だったと思うよ。我々は拮抗している。完璧な世界であれば、そんなことはしないだろう。でも結局のところ、俺はアスリートであり、プロのファイターだ。俺にとっては試合や報酬がモチベーションになるんだ。俺は傷だらけか?いくつかあるよ。いつものことだけどね。来週からトレーニングを始められるなら、可能性はあると思う。始められたらね。来週まで待つしかない。まだ何度かレントゲンを撮らないといけないんだ。ヘンリーを粉砕したとき足を負傷してしまった。ひじを蹴りにいこうが、ひざ頭を蹴りにいこうが構わないと思っていた。だから両足ともかなり腫れているし、左足はもっとひどいけど、勝利の傷だから問題ないよ」

もし8月のUFC292で試合が実現すれば、スターリングにとって15週間で試合を行うことになり、彼のUFCキャリアで2番目に短い期間となります。

スターリングはそうする理由として、高額な報酬を得る機会が重要だと語りました。

「最後はマッチメイクや報酬だ。理にかなっている必要がある。体調もいいし、今のところいい方向に向かっているね。結局のところ、このカードは大きなものになるはずだから良いビジネスだと思う。おそらく俺が裏で聞いているところでは、ダナはこのイベントで本当に良いカードを用意するつもりだと思う。彼が良いカードを用意すれば、それだけビッグイベントに出るモチベーションになる。チャンピオンでなければペイパービューポイントをもらえないんだからね」

オマリーが相手でも防衛する自信があると語っています。

「オマリーは俺に何をするつもりだ?失礼を承知で言うとジャブが微妙で、これが真実だ。もちろん試合なんだから、何が起きてもおかしくない。だが結局のところ、彼の弱点が何なのかみんな知っていることだし、オクタゴンでは実績がない。一度だけ仰向けになったところを見たことがあるが、陸に上がった魚のようだったよ。チト(マルロン・ヴェラ)は彼を打ちのめして帰らせた。チトは1回だけ殴ったかもしれないが、彼は白目を向いていた。それは良い兆候とは言えないね。彼は1回打たれただけでアウトになったし、あごは時間をかけても鍛えられないと思うから自信になるよ。正々堂々と殴ってダウンを奪えば、試合は終わったも同然だ。おそらく1発で終わるね」

スターリングは、UFC290で行われるヴォルカノフスキー対ロドリゲスのフェザー級タイトル戦の勝者と戦いたいと語りました。

「この試合に勝てば、(バンタム級で)最後の試合になると思う。敬意を表して、ヤイールかヴォルカノフスキーと戦いたいね。ただ楽しい試合だと思うし、偉大さを追い求める別の機会だと思う。ダブルチャンプ・チャンプと言いたいんだ。素晴らしいことだよ。俺が考えるに、ベルトを防衛してヴォルク戦がどうなるかを見て、それからだね。そしてUFCがベルトを保持することを許可してくれる可能性があるかどうかを確認する。そうすれば少なくとも試合前のプロモーションでは自分がチャンピオンだと言うことができるからね。とても素晴らしいことになると思うよ」