UFCバンタム級チャンピオンのアルジャメイン・スターリングは、8月に開催されるUFC292のメインイベントでショーン・オマリーとの防衛戦が決定しました。
しかしスターリングは今月のUFC288でヘンリー・セフードと5ラウンドを戦ったばかりであり、体の状態を確かめる必要があると言及しました。
それに対してUFCのダナ・ホワイトはファイトナイト終了後の記者会見で、この件について困惑した様子でスターリング対オマリーは絶対に行うと主張しました。
スターリングはポッドキャスト『The Weekly Scraps』で、ホワイトに不満を示し、もっと敬意を払うべきだと語りました。
「俺をこのような状況に追い込み、悪者にしたいのなら、水面下で言ってほしいね。キャラクターを演じるのはいいが、このままだと俺をバカにしているようにしか見えないよ。いい加減にしろ。ダナ、ここから出て行ってくれ。2度上腕二頭筋を部分断裂し、そのようなトレーニングキャンプを2回経験し、その中で元チャンピオンのピョートル・ヤンを倒したなどUFCから要求されたことはすべてやったんだ。元チャンピオンのTJディラショーも倒した。そして史上最高の格闘家であるヘンリー・セフードにも上腕二頭筋の部分断裂の中で勝った。彼らが戦うことを要求するたび、毎回出場して勝ってきた。どうすればUFCやダナおじさんから信用を得られるのだろうか?」
スターリングは自分が契約書にサインした以上、必ずオクタゴンに姿を現して戦うと主張しました。
「ダナは誰もいないところではとてもいい人だけど、俺が自分のやり方から抜け出せないと言うんだ。それはどういう意味なのか?意味をはっきりさせてほしい。俺は戦うけど怪我もしてるし、自分の体がどんな感じか確かめたいと言って契約書にサインした試合は今まで一度もない。契約書にサインして、UFCに姿を現さない選手はいない。そんなことはないんだから、そういうことにしておくのはやめようぜ。俺はTJ戦に同意した。ダナに聞きたいなら、俺がTJとの契約にサインしたときに聞いてくれ。君たちはとても驚くだろうね。俺は出場すると言えば、必ず出場して戦う。契約したなら約束を守る。毎回出場して戦う。それがチャンピオンだからだ」
「俺がダナに言いたいのは、どうして褒めるべきところは褒めないんだということだ。たとえ俺が自分のやり方から抜け出せないと感じたとしても、それは何の脈絡もないことで、要求されたことは全てやったんだからね。どういう意味だ、ダナ?彼はきっとその意味をストレートに答えられないだろう。いつも体重を作って試合に出てくれて、メディアの取材に応じてくれる。2週間前に試合をしたばかりで少しケガをしているが、この試合には必ず来ると約束してくれたと、そう言うのがダナにとってなぜ難しいんだ。俺は多くを求めていない。戦うと言ったんだ。他にどうしろって言うんだ?この問題を解決しようぜ」