インタビュー・コメント

ベニール・ダリウシュ「オリベイラに勝てばタイトルに挑戦できる」

現在8連勝中のベニール・ダリウシュは、今月のUFC289でチャールズ・オリベイラと対戦する予定です。

現在ライト級上位は、1位のオリベイラと4位のダリウシュの対戦が決定しており、7月のUFC291で2位ダスティン・ポイエー対3位ジャスティン・ゲイジーも決定しています。

しかしダリウシュは『MMA Fighting』のインタビューで、UFCからオリベイラに勝てばタイトルに挑戦できるとの約束を取り付けており、試合に合意する前にその確約を得ることが重要だったと語りました。

「UFCはあまり約束するタイプではない。マテウス(ガムロット)と戦う前、タイトルに挑戦させてもらえないような気がしていたから、彼らにこいつに勝てばタイトルに挑戦させてくれるんだろう?と言ったんだ。でもわからないと言われたよ。今回彼らと話をしていたら、もしチャールズ・オリベイラに勝てば、俺がNo.1コンテンダーになれると言われたんだ。彼らが俺に約束してくれることはあまりない。でも今回はそう言ってくれたんだ」

ダリウシュがオリベイラと対戦に合意する前にUFCと話をしたとき、現在ライト級のトップコンテンダーはダスティン・ポイエーだと知らされました。

ポイエーが世界最高の選手の一人であることに異論はないものの、ランキングで自身よりも上位にいることに納得できなかったと語りました。

「正直なところ、俺はもうNo.1コンテンダーだと思っていたのだが、彼らはそう思っていなかったようだ。基本的にはそういうことだったんだ。ダスティンは確か2回タイトルに挑戦していて、元暫定チャンピオンだった。彼はベルトに絡む機会もあり、現在はマイケル・チャンドラーに勝利したところだ。マイケル・チャンドラーとは良い勝負をしたが、チャンスはあったんだ。現時点では、ランキングよりもエンターテインメントの部分の方がはるかに大きな要因だと思っている。ランキングはエンターテインメント性で動かすことができる。その点は残念だが、ビジネスである以上、継続していくためには利益が出なければならないことも理解している。それがUFCなんだ」

ダリウシュはUFCがあと1勝すればタイトルに挑戦できると言ったことをとにかく信じると語っています。

「彼らが言ったことを信じるつもりだ。もしそうでないなら、ジャスティン・ゲイジーのアドバイスを受けて、もしかしたら暴動を起こすかもしれないね」