6月10日にカナダで開催されるUFC289のメインイベントでは、アマンダ・ヌネス対アイリーン・アルダナが行われます。
ヌネスはジュリアナ・ペーニャに敗れたことで一度バンタム級タイトルを失っており、その後昨年7月のUFC277でペーニャに勝利してバンタム級タイトルを獲得しました。
今週行われた記者会見でヌネスは、負けたとき引退を真剣に考えたことを明らかにしました。
「引退するとジュリアナに私のベルトを託すことになるから、引退はしないことにしたよ。まさか、あり得ないね。他の誰かならあり得るけど、ジュリアナにはあり得ないよ」
ヌネスは、ペーニャが自分の方が優れていると考えていることに我慢がならず、再び復帰して前回の敗戦を晴らしたいという思いをさらに強くしたと語りました。
「いつでも彼女を負かすことができるのはわかっていた。あの日、彼女は勝たなければならなかった。私は万全ではないまま戦うというミスをしてしまい、その代償を払うことになった。もう二度と同じことはしないよ。絶対にね。少し戸惑ったけど、チャンスをつかんだし、家に帰れば全て準備ができていた。ベルトを取り戻し、二度と負けられないという心境だったんだ」
「彼女はそんなに上手くはないよ。それは受け入れがたかった。彼女はクレイジーだ。前に出てパンチを繰り出すし、タフだし、ベルトも持っている。それで彼女は打たれることもある。信じられないよ」
「もう一度あのベルトを獲りに行くつもりだった。2戦目はベルトを取り戻すんだと思いながら戦ったんだ」
当初ペーニャとの3戦目が予定されていたものの、負傷により出場できなくなったことから、代わりにアイリーン・アルダナが出場することになりました。
もしヌネスがタイトルの防衛することになれば、ペーニャとの再戦することにも問題ないと語っています。
「この後でまた彼女と戦うことには全く問題ない。彼女は私をもっと成長させてくれる。これはMMAだ。彼女が自分のスタイルを貫くなら、申し訳ないが、すぐに消えてしまうだろう。私は常に進化している。打撃もできるし、レスリングもできる。私のレスリングやグラウンドは彼女より優れている。もし何か攻撃してきてもディフェンスすることができる。私の方が強いんだ。だからどこまでも私の方が上なんだ」