UFC289ではチャールズ・オリベイラがベニール・ダリウシュを第1ラウンドTKOで勝利しました。
この試合の勝者は、10月にアブダビで開催されるペイパービューでライト級チャンピオンのイスラム・マカチェフに挑戦できると言われており、オリベイラはタイトル挑戦権を手に入れることになりました。
UFCのダナ・ホワイトもイベント終了後に、オリベイラとマカチェフが再び対戦することは意味のある試合だと認めています。
試合後の記者会見でオリベイラは、10月にマカチェフと再戦したいかと聞かれ、次のように語りました。
「誰がベルトを持っているんだ?彼がベルトを持っているし、俺はチャンピオンになりたいから、彼を倒さないといけない。もちろん彼とは戦いたいよ。でも今はその心配をしたくないんだ。故郷の家族の元へ帰り、少しリラックスしてからチームに決めさせたいね」
オリベイラはマカチェフと再戦することになっても、これまでと試合に向けたアプローチを変えることはないと語っています。
「何も違わないよ。俺は単にいつもの自分でいる。それだけだよ」
オリベイラはこれまでカナダで0勝4敗と一度も勝ったことがありませんでした。
今回初めてカナダで勝って観客から祝福されたことは忘れられない思い出になると語っています。
「頭の中で映画を見ているようだった。俺の負けのほとんどはここで起こっていて、ここに来て観客からスタンディングオベーションを受けることができたのは、ブラジルにいるような気分だったね。これらは決して忘れることのできないものだ。入場のときに自分を抑えようとしたのだが、結局泣いてしまった。でもその後に勝ちに行こうと深呼吸して向かったら勝つことができた。あれだけ言われたのに、スタンディングオベーションを受けたことは一生忘れられない思い出だ。俺はブラジル人で世界中にファンがいることは知っている。そしてこれまで一度も勝ったことのないカナダに来て、あのような声援を受けたことは一生忘れないだろうね」