UFCライトヘビー級チャンピオンのジャマール・ヒルは、1月のUFC283でグローバー・テイシェイラに勝利してタイトルを獲得しました。
この試合は元チャンピオンのイリー・プロハースカが肩を負傷したことでタイトルを返上したことにより実現した試合となっており、ヒルは今後プロハースカの回復を待ってタイトル防衛戦を行う予定です。
しかしプロハースカはまだ復帰の時期に目途が立っていません。
ヒルは『The Schmo』のインタビューで、いつタイトル防衛戦を行うのかと聞かれ、次のように語りました。
「俺も同じことを聞いたよ。夏季だと言われたが、それでもどこにいるのか？つまり俺は何も聞いていない。連絡を待っているところだ。やる準備はできているよ。この際、気にしないことにする。今は次の選手がいる。最初に頭角を現す者やNo.1コンテンダーとして確固たる地位を築く者など、そのいずれもが送り込まれる。仕方がないことだ。誰が来てもいいし、名前を教えてくれ。誰だろうと構わないよ」
プロハースカは昨年6月12日のUFC275でテイシェイラに勝利してライトヘビー級タイトルを獲得しました。
最近1年が経ったことを記念して、インスタグラムにコメントを投稿しています。
「今日でUFCのタイトルを獲得してからちょうど1年が経った。それ以来、私の人生には様々な変化があったが、真のチャンピオンやマスターになるための情熱は私の中でずっと燃え続けている。数ヶ月後には完璧にタイトルを獲ってやる」
プロハースカは数ヶ月後だとしながらも、ヒルは長く待ちたくないと語りました。
「今の時点ではないね。9月か10月のどこかだといいんだけどね。その時期まで待ちたくはないが、今は本当に選択肢がないんだ。それ以上は待ちたくないんだけどね。今年チャンピオンとして少なくともあと2回は戦いたかった。それは俺の予定表とは異なるものだ。今は他の人のスケジュールに合わせて動いているけど、準備はできている。戦う準備はできているんだ」