UFC290のメインイベントでは、アレクサンダー・ヴォルカノフスキー対ヤイール・ロドリゲスによるフェザー級タイトル統一戦が行われます。
また今回はセミメインでブランドン・モレノ対アレクサンドル・パントーハによるフライ級タイトル戦も行われます。
ロドリゲスとモレノのメキシコ人2人が同じイベントでタイトル戦を戦うことになり、それはUFC史上初めてです。
ロドリゲスは今週行われた記者会見で、モレノがメキシコ出身選手として初めてUFCチャンピオンになったことについて語りました。
「まず最初にブランドン・モレノは、私にとってインスピレーションの源だ。彼はメキシコで初めてUFCタイトルを獲得した選手で、ある意味私を目覚めさせてくれた。物事を成し遂げられるということはいつだってわかっているよ。UFCに入ってから実現することができるとわかったけど、彼は私にUFCのベルトを見せて『全ては自分次第だ』と言って、私を目覚めさせてくれたんだ。同じイベントで一緒に戦えることを誇りに思うし、メキシコの代表として私はタイトルを統一し、彼はタイトルを防衛する。でもこの状況にいることがどれだけ誇らしく幸せなことか、言葉では言い表せないよ」
「もちろん特別な瞬間のように感じているよ。でもブランドンや私だけでなく、全てのメキシコ人やこのイベントに出場する選手にとっても、これは特別な瞬間なんだ。我々は個々でそれぞれのやり方に向き合っている。メキシコ人チームとはいえ、自分たちのレガシーを求めている。ブランドン・モレノのように、我々みんなの背後で大きなストーリーを築いている選手の一人になれて幸せだよ」