インタビュー・コメント

アルジャメイン・スターリング「今でもケガをしている」

5月のUFC288では、バンタム級チャンピオンのアルジャメイン・スターリングがヘンリー・セフードを相手にスプリット判定で勝利し、タイトル防衛に成功しました。

試合前から次の相手はショーン・オマリーが濃厚とされていたものの、試合が終わって2週間後に8月19日のUFC292でタイトル防衛戦が行われると発表されました。

しかしスターリングは発表前に治療が必要だと主張し、すぐに試合を行うことを否定していました。

スターリングはケガの状況の中で試合が発表されたことについて、自身のYouTubeチャンネルで語っています。

「みんなは俺がこのスポーツにどれだけの時間を費やしているのか理解していないんだ。ちょっとは燃え尽きることもあるだろう。精神的に追い詰められることもある。だからこの試合の後、ヘンリーとたくさんのことがあって、一度くらい試合のことを考えるのをやめて、リラックスしたかったんだ。というのも試合に臨むために多くのことを行い、メンタル的に試合に備える準備をしているからだ。ショックだったよ。もう二度とこんなことはしないと思ったね。自分の意思に反しても戦うつもりだ。もしダナ(ホワイト)やハンター(キャンベル)がこれを聞いたら、『我々は彼に何もさせていない』と言うだろうね。本音で話そうよ。そうだろう。ありのままに言おうぜ」

スターリングはまだケガが完全に治っていないことを明らかにしています。

「言ったように、俺は今でもケガをしていて、それを言うのをやめるつもりはない。みんなに怒られるかもしれない。自分が100%健康ではないことを公表しているんだとね。誰も100%健康な状態で試合に臨むことはできない。ヘンリーは100%健康ではないため、試合を辞退したばかりだ。なぜそうなったのだろうか。水面下では、(UFC幹部たちは)たとえお礼を言われなくても君たちのためにまた組むぞって感じで、そうさせる方法を知っているんだ」