インタビュー・コメント

イスラエル・アデサンヤがジョン・ジョーンズとの仲直りを語る

UFCのインターナショナル・ファイト・ウィーク中にラスベガスで、イスラエル・アデサンヤとジョン・ジョーンズが偶然の出会いを果たしました。

これまで何年にもわたってトラッシュトークを続けてきた両者でしたが、アデサンヤはジョーンズと一緒にいる動画をアップしています。

アデサンヤは自身のYouTubeチャンネルで、将来的にはジョン・ジョーンズと一緒にトレーニングする計画もあることを明らかにしました。

「不満は解消されたよ。俺たちには理解と共通点があって、ただのライバルなんだ。なんでブラザーを嫌いにならなきゃいけないんだ?YouTubeのコメント欄を見てみたら、みんなが『見ていて微笑ましかった』と言っていたし、俺らがスパーリングをして遊んでいるのを見て、世界平和ってこんな感じなのかなと感じたんだ。人々が戦争をしていない、戦っていない、そんな世界平和を想像してみてほしい。必ず(一緒に練習)するよ。それは計画中だし、実現するつもりだ」

アデサンヤはジョーンズと出会った瞬間のことについて語りました。

「あれは神様が介入したんだったと思う。正直なところ、もっと違う結末があったのではないかと思うことがたくさんあるからね。ジムから帰ってきて、疲れていたから部屋にいようと思っていたら、下に行ってカジノを見たり、友達がいるレストランに行ったりしようって気持ちになったんだ。VIPロビーでウーバーイーツを食べることにして、それからカジノフロアに行き、バーに行くことにした。バーに着いて立っていると、俺はどこかに行くときはいつも誰とも目を合わせないんだが、だから黒人と白人の2人の女性がいて、向こう側に男と女がいて、バーテンダーが2人いた。そこに立って携帯電話を見ていたら、『No way(ウソだろ)』という声が聞こえてきて、ファンか誰かだと思って振り向いたら、マジかという感じだったね。そしてすぐに手を握って挨拶したよ。もしその周りにいたなら、歴史を目撃したことになる。そして座って語り合ったんだ。我々は秘密なことも全て話したよ」

なおミドル級チャンピオンのアデサンヤはまだ正式発表されていないもののUFC293で、ヘビー級チャンピオンのジョーンズはUFC295でミオシッチを相手に、それぞれタイトル防衛戦を行う予定となっています。