現在放送されているジ・アルティメット・ファイターのシーズン31では、コナー・マクレガーとマイケル・チャンドラーがコーチを務めています。
そしてまだ正式に決定していないものの、今後マクレガーとチャンドラーが対戦する予定です。
チャンドラーもマクレガーも直近4試合で3敗で厳しい状況です。
チャンドラーは『MMA Fighting』のインタビューで、この試合はお互いにとって絶対に勝たなければいけないものになると語りました。
「お互いにとって絶対に勝たなければいけない試合だと思う。私は世界最高のライト級選手として、その名を刻み続けなければならない。この階級で2～3人の世界最高の選手と戦っている。UFCに参戦してすぐに私ほど強豪選手と戦った人はいないし、それが自分からの要求だったからね。それがコナーが私の中に見たものだと信じている。可能な限り大きな舞台で、大きな試合を戦うために、彼には最高のダンスパートナーが必要だ。これは我々にとって絶対に勝たなければならないものなんだ」
「UFCの殿堂入りを果たすべき男として、2024年にUFCタイトルを賭けて戦える男として、自分を主張し続けるためにもコナーを倒しに行かなければならない。最も大きく輝かしい舞台に立ち、自分の能力を最大限に発揮しなければならないんだ。それが私のやるべきことだよ」
マクレガーはすでに大金を手にしていて試合に出る必要はないものの、チャンドラーはマクレガーが戦うことが好きだから出場しているとの考えを語りました。
「彼はフロイド(メイウェザー)と戦って8桁の金(数十億円)を稼ぎ、ウイスキー会社を9桁の値段(数百億円)で売ったとか、試合にはそんなことどうでもいい。彼は生まれながらの競争相手であり、これが好きだから戦うんだ。彼は大きな賭けやプレッシャーのかかるシナリオに身を置くのが大好きで、そのような試合はどれも大きなものばかりだ。そんなに負けを重ねることはできないと思うから、コナーにとっては絶対に勝たなければならない試合だと思う。でも言ったように、世界最高の選手と戦っている以上、負けたからといってキャリアが決まるわけじゃない。我々は毎回このような試合をしているが、コナーにとっても私にとっても絶対に勝たなければいけない試合であり、絶対に見逃せないペイパービューだよ」
「コナーは私という非常に危険な相手であり、多くの人の目にはそれほど相性が良くない相手と試合をするという事実があるも、彼は私と戦いたがっている。彼は私と戦うことにイエスと言ってくれた。それはまさにライバルであることを示している。彼は困難な状況に身を置こうとする男だよ。この業界で言うところのチューンナップファイト(調整試合)を受けることもできたはずだ。彼にとっては私よりずっとマッチアップする相手がたくさんいるのに、彼はこの階級で最も危険な選手の一人である私と戦おうとしているんだ」
チャンドラーは、最高の状態に仕上がったマクレガーと戦うことを心待ちにしていると語りました。
「最終的には、やる気満々のコナーが見られると信じている。これまで見たことのないような最高のコナーを期待しているよ」