UFC291では、アレックス・ペレイラがヤン・ブラホビッチをスプリット判定で破りました。
これまでミドル級にいたペレイラにとって、この試合は階級をライトヘビー級に上げた初戦となりました。
ペレイラは試合後の記者会見で、ミドル級チャンピオンのイスラエル・アデサンヤが階級を上げるのを待っているのかと聞かれ、近い将来ミドル級に戻る考えを示しました。
「前回の試合が行われる前に体重を作ったとき、私はみんなに、ひとまずこの階級から離れると言った。短いスパンで体重を作るのは、少し難しくなっていた。だから今はライトヘビー級に上げている。ライトヘビー級でもう1試合やって、減量から少し時間を置いて、それからまた下のミドル級で戦いたいんだ。自分の中でミドル級は1勝1敗だ。私がミドル級で1勝し、もう1勝はイスラエルが勝った。だからミドル級でトリロジーをやるほどフェアなことはないだろう」
ペレイラはブラホビッチに勝ったことで、ライトヘビー級でもタイトル獲得に近づきました。
ペレイラはもしタイトル戦のチャンスが与えられれば、誰が相手だろうと気にしないと語っています。
「わからないね。ヤンはこの階級で一番タフだったと思う。彼は元チャンピオンだし、誰もが認めるようにとても危険な男だ。だから相手が誰であろうと、私には関係ない。自分の仕事をするためにここにいるし、そうするつもりだ。チャンスに備えて練習して勝つつもりだよ」
ペレイラはミドル級と比べて過酷な減量をせずに済んだことを喜びつつも、アデサンヤとの再戦のために再びミドル級へ戻ることも厭わないと語っています。
「いい感じだ。ここ数回の減量に比べれば、今回の減量は20~30パーセントに過ぎない。でもさっきも言ったように、少し休養が必要だし、その後でミドル級でやり残したことをやるつもりだ」