UFC291のメインイベントでは、ジャスティン・ゲイジーがダスティン・ポイエーに2ラウンドKOで勝利し、BMFタイトルを獲得しました。
ポイエーは試合後の記者会見で、結果は残念だとしながらも、KO負けを受け止めました。
「最悪だよ。負けるのは最悪だけど、これまでにも負けたことはある。こんな気持ちになるのはイヤだけど、前にもあったんだ。でも今までのキャリアや試合内、やってきたことを考えると、もう勝ったような気がするんだ。今は一分一秒を大切にしているよ。男らしく勝つなら、男らしく負けることもできるようにならないとね」
「とても悲しいことだ。でも俺は(映画ニュージャックシティの)プーキーのように復帰し続ける。やめられないんだ。もう一発必要なのかもね。わからないけど。今はただ、1日1日、1分1秒を大切にしている。でも今は満足だ。人生は順調で、家族もいるし、娘も俺が帰ってくるのを楽しみにしている。ここは葬式じゃない。俺は人生に勝った。もう勝ったんだ」
「俺は何のために戦っているのか?ただ戦うためじゃない。これまでの人生でずっとそうしてきた。ただ戦うために戦いたくはない。何かのために戦いたいんだ」
もしゲイジーに勝利していれば、ライト級タイトルへの挑戦が濃厚となっていました。
「ベニール(ダリウシュ)戦のオファーがあったときノーだった。そんなにワクワクしない感じだったからだ。だがこの一戦が決まったとき、怖くなったし、緊張したんだ。というのも今起こったようなことが起こる可能性があるからだ。そのおかげで毎朝頑張る覚悟で起きることができた。それに試合の興奮や危険性がモチベーションを高めるだけでなく。勝てば(タイトル戦)ができるとわかっていた。我々は2位と3位で勝てばタイトル戦ができる。1位(チャールズ・オリベイラ)はすでに我々を破って、またタイトル戦を行う予定だ。どこまで上に行けるのだろう?彼に勝てばタイトル挑戦は確実だと思っていた」
「まだ最高の気分だよ。予想外の一発を食らってしまった。当然直感で片手を上げたが、足は回ってしまった。(映像を)見ていないから見直す必要がある。ただ、それに気づかなかっただけで、まだ勝負はできた。気分は最高だよ。南フロリダで9週間のキャンプで自分を追い込んで人生で一番減量しやすかった。だから負けるのは最悪なんだ。これだけやっても何も約束されないんだからね」