インタビュー・コメント

元UFC王者ローズ・ナマユナスが引退を考えていたと明かす

元UFCストロー級チャンピオンのローズ・ナマユナスは、昨年5月にカーラ・エスパルザにスプリット判定で敗れてベルトを失って以降、試合を行っていません。

1年以上休んでいるナマユナスですが、今回の休養でまだやるべきことが残っていると実感したようです。

ナマユナスは『The MMA Hour』に出演し、再びベルト獲得に向けて動き出すことを明らかにしました。

「私はほとんどの時間を、間違いなくもう終わりだと思っていました。いろいろなことがあったのは確かだけど、ロッカールームに入った感じではアグレッシブさがなく、誰も傷つけたくないという気持ちでした。だからもういいやって感じでした。それ以外にもいろいろな要因がありましたけど、この仕事を続けるべきかどうか悩んだのは、今回が初めてではありません。すでにチャンピオンになってベルトを防衛し、そしてそのベルトを失った時点でアンドラージと再戦することを決めました。その間違いを正したかったから、彼女と戦ったんです。もうベルトを獲ることは考えていなかったですね。そんなことは頭の中にありませんでした」

「カーラ戦の後、もう暴力に加わりたくないという気持ち以上のものがありました。それはスピリチュアルなことで、神が私に続けることを望んでいるのかどうか、ちょっと疑問に思いましたね。たぶんこれは信心深い生き方ではないのかもしれません。でもまた『いや、これは間違いなく神が私に召されたことなんだ』という気持ちが戻ってきました。誰でも特別な才能を持っています。私は戦士のスピリットと特別なものを授かりました。私に残された時間は多くないけど、このチャプターはまだ終えていないんです」

なおナマユナスは9月2日にフランスのパリで開催されるUFCファイトナイトで、マノン・フィオロとフライ級にて対戦する予定となっています。