インタビュー・コメント

イスラエル・アデサンヤ「デュ・プレシは俺を怖がっている」

UFCミドル級チャンピオンのイスラエル・アデサンヤは、次にロバート・ウィテカーに勝利したドリカス・デュ・プレシとの対戦を望んでいます。

デュ・プレシは自身がもしUFCでタイトルを獲得できれば、初めて本物のアフリカ人チャンピオンに慣れると主張しました。

これはナイジェリア出身のアデサンヤを揶揄してのものですが、アデサンヤもまたロバート・ウィテカーに対して血統に疑問を呈したことがありました。

アデサンヤは『The Halfcast Podcast』に出演し、それを認めて間違いだったと語りました。

「面白いことに誰かが、俺がロブ(ロバート・ウィテカー)に同じことをしたことに気づいてくれた。それは本当だよ、彼をモジーと呼んだんだからね。だからその通りだと思ったよ。だがどうだろう?俺は間違っていた。それが成長というものだ。俺は学んだんだ。黒人がマオリ人に、オーストラリアに住んでいるからお前は真のキウイじゃないって言うのはどうなんだ?バカげている。繰り返すが、これが成長というものだ。俺は自分が間違っていたことを認める。でも学ぶことはある。だからロブには二度とそんなことは言わないよ。バカバカしい。俺はここで生まれたわけじゃないが、ここが俺の戦いの伝統が受け継がれている場所だから、ここの出身だと主張する。でもロブにあんなことを言わなければ良かったし、とても愚かで間違っていたよ。だからあんなことはすべきじゃなかったんだ」

アデサンヤは9月9日にシドニーで開催されるUFC293でタイトル防衛戦を行う予定です。

しかしUFC290でウィテカーに勝利したデュ・プレシはこの試合に出場できるかどうかわからない状況です。

「今彼は戦いたくないんだ。グローブをはめるだけで良かった。そうすればあそこで戦うことができたんだ。彼はそれを望まなかった。俺が彼に気持ちを伝えたとき、みんなは彼がとてもエレガントに立ち去ったねって言っていた。俺からすれば、彼は立ち去りもしなかった。彼は俺を感じたくなかったんだ。彼は怖がりじゃないし、タフなヤツだ。非常にずる賢くて、彼の後ろには賢い良いチームがついている。彼が怖がりだとは思わないが、俺を怖がっていることは確かだね。相手の目を見ればすぐにわかる。彼が俺をケージの中へ呼び込んだんではなく、俺が自らケージの中に入ったんだ。このクソ野郎が、戦ってくれることを本当に期待していたよ。でも彼はクソ野郎だ。今すぐにトレーニングを続けろと言いたいね」