現在アメリカでは、UFCのコンテンツはESPN+の独占配信となっています。
かつてはPPVをディレクTV、ディッシュ・ネットワーク、イン・デマンドなどを利用していましたが、2019年からUFCのPPVも全てESPN+が独占となっています。
UFCのダナ・ホワイトは『Sports Money Show』のインタビューで、PPVをESPNに切り替えた理由について語りました。
当時はケーブルテレビや衛星放送と一緒に仕事をすることに嫌気がさしていたことを明らかにしています。
「我々は常に大きなリスクを冒してきた。もちろんフェティータ時代もそうだったし、現在のアリ(エマニュエル)やWMEも同じだよ。考えてみると、ESPN+と契約した当時は、ディレクTVやケーブルテレビと激しく対立していたんだ。そして基本的にアリと私が話をして、彼らはESPNストリーミングでやろうというところまでプッシュしてきた。ディズニーやESPNと一緒にやっていたとはいえ、当時は信じられないほどリスキーなストリーミング・プラットフォームを使おうとしていた。大きなリスクを背負ってたし、彼らがESPN+を立ち上げようとしていて、我々がそれを手伝ったんだ。だが基本的にケーブル側や衛星放送側が強欲であることにうんざりしていたよ」
なおUFCとESPNの契約は2025年までとなっており、現在の料金はPPV1大会当たり79.99ドル(約11,600円)となっています。