UFC292のメインイベントでは、ショーン・オマリーがアルジャメイン・スターリングを2ラウンドTKOで下し、新バンタム級チャンピオンとなりました。
UFC292で対戦する前にスターリングは、オマリーがこれまで戦ってきた相手にランキング上位選手がほとんどいないとし、ダナ・ホワイトの特権で挑戦していると批判しました。
しかしホワイトは試合後の記者会見で、自身がオマリーを挑戦者にプッシュしたことを否定しています。
「ダナ・ホワイトの特権というが、世界2位になるためにはそれを勝ち取らなければならない。だから私が選ぶことはできない。みんながそうするんだ。そして彼は今夜出場して結果を残した。ダナ・ホワイトの特権など、この会社にはないんだよ」
ホワイトはオマリーのパフォーマンスがボストンを熱狂させたとし、すでにスター選手であると称賛しています。
「我々はここでの歴代ゲート記録を更新した。ブルース・スプリングスティーンはここで公演し、500万ドルを稼いだばかりだ。我々は700万ドル以上を記録したよ。ボストンは地球上で最も素晴らしいスポーツの街で、ここでプレーするチーム以外では、私たちが史上最大の存在だ。ではオマリーについてはどうなのか？この試合は、ペイパービューにおけるバンタム級チャンピオンシップとしては世界最大のものでもある。最も大きなバンタム級チャンピオンシップという記録を塗り替えたんだ。最後に観客が集まっていたのを見ただろう？オマリーはスターになるつもりなんかじゃない。もうスターなんだ」