週末に開催されたUFC292では、イアン・マシャド・ギャリーがニール・マグニーに判定で勝利しました。
打撃で終始圧倒していたギャリーは、最終的なジャッジで30-26が2人、さらに残り1人は驚くべきことに30-24をつけました。
ギャリーはこれでキャリア13勝無敗となり、UFCにおいても6連勝となっています。
試合後の記者会見でギャリーは、自身がいかに偉大な選手であるかを語っています。
「だから言ったじゃないか。俺はとても良い選手だとね。ここに座ってバカみたいなことを言っているわけじゃない。俺は世界最高の選手たちと練習してきたんだ。自分の実力はわかっている。あの人たちの中に入って自分に何ができるかはわかっているよ。タイミングもスピードも違うんだからね。でもそれが俺の知性だ。今日は絶対にフィニッシュまで行けたはずだし、自分が愚かなミスを犯したせいで絞め上げられる可能性もあったかもしれない。だから時間をかけてやったんだ。冷静にあらゆる方法で彼を料理したよ」
この試合で足にダメージを負ったマグニーに対して、ギャリーは同情しました。
「彼にとって長い夜になるそうだって感じたよ。あいつは車イスで家に帰るんだ。今夜車イスに乗って誰かに家まで送られる。そして家に帰って、これまでの人生を全て振り返るだろう。今夜彼を叩きのめしたから、彼は自分の人生を変える必要があるかもしれないと考えた方がいい。今夜俺がしたことはとてもイージーだったが、非常に特別だった。ボストンの観客からエネルギーをもらうことができたし、とても楽しかったよ」
なおギャリーは試合後のインタビューで、次の対戦相手としてワンダーボーイことスティーブン・トンプソンとの試合を望んでいると語っています。