UFC292のメインイベントで、ショーン・オマリーがアルジャメイン・スターリングに2ラウンドTKOで勝利し、新バンタム級チャンピオンとなりました。
スターリングはもしこの試合に勝てばフェザー級に転向すると表明していたものの、今後はどうするのかまだ明言していません。
フェザー級チャンピオンのヴォルカノフスキーは自身のYouTubeチャンネルで、スターリング対オマリーについてコメントしました。
この試合結果により、ヴォルカノフスキー対スターリングは実現しなくなったと語っています。
「アルジョには同情せざるを得ないよ。つまり彼は何をしたいのか?間違いなく再戦を望んでいるはずだ。それは大きな戦いだ。それ(スターリング対ヴォルカノフスキー)は実現しないだろうね。もし彼が大勝していたら、イリア(トプリア)のポジションを奪うことができたかもしれない。以前話したことだけど、彼(オマリー)の距離のコントロール、動き、フットワークに対処するのは非常に難しい。彼は後ろに預けながら前に出るのがとても上手く、それが良い例だった。アルジャメインのあの攻撃には何の問題もない。おそらく頭の中心がずれたようにさえ感じただろう。それでもショーン・オマリーはわずかなミスを誘って2発を放った。さっきも言ったように、あのフットワークに加え、彼の目はとても素晴らしかった。ショーン・オマリーのフィニッシュは素晴らしかったね。すごいことだよ」
ヴォルカノフスキーは前回の試合でヒジにケガを負ったものの、現在は順調に回復しており、一刻も早く試合を行うことを望んでいます。
「次は誰と戦う?もしアルジョが世界戦で勝利し、挑戦を呼びかけていれば、イリアの前に出ることができただろうね。イリアはかなりおとなしい。彼でもその試合を必ずやりたいと主張するだろうと思っていた。もちろん私はできるだけ早く試合をしたい。(ひじに関しては)かなりのことができるようになった。すでに投稿だってできるし、まだパンチは打てていないけど、これから打っていくつもりだよ。体力維持、筋力強化、必要なことはすべてやっている。年末までには復帰したいね。イスラム(マカチェフ)と再戦したいけど、彼は10月に戦うから、私もそれまでに戦いたい。来年早々に戦いたくはない。そんなに長く待つなら、イスラムになるかもしれないけど、そんなに待ちたくない。だからイリア、どんどんしゃべってくれ。待ってるよ。ヤツの顔をもっと殴りたくなるね」