ジ・アルティメット・ファイター31でコーチを務めたコナー・マクレガーとマイケル・チャンドラーですが、いまだに対戦が決定していません。
マクレガーは2021年7月のUFC264でダスティン・ポイエーに敗れて足を骨折して以来、試合には出場していません。
そして現在はUSADAの検査を行っていないことから、出場まで最低でも6ヵ月以上かかることになります。
UFCのダナ・ホワイトはファイトナイト終了後の記者会見で、マクレガーはまだ検査に復帰したわけではないものの、近々USADAに書類を提出する予定であると語りました。
「いいや、彼は正式にはUSADAの検査に入っていない。彼は書類を提出する。おそらく月曜日までには提出されるだろう。繰り返しになるが、間違っていても私を責めないで欲しいんだが、書類は来週あたりには提出されることになるだろうね」
「今、コナー・マクレガーのために計画していることは何もない。書類は提出中だ。様子を見ながらやっていくよ。試合に関しては、まだいろいろなことが起こっているから、その後で彼の行き先を決めることになる」
またUFCはロシアとウクライナの抗争が続く中、選手がオクタゴンに国旗を持ち込むことを禁止していました。
しかし今回のUFCファイトナイトで国旗が持ち込まれることになりました。
ホワイトは国旗を認めた経緯について語り、ノーチェUFCがターニングポイントになったことを明らかにしました。
「国旗が戻ってきた。私はメキシコ独立記念日に休暇をとっていたんだが、国旗がなくておかしくなりそうだったよ。だから『そんなのクソ食らえだ。国旗を復活させるんだ。』って言ったんだ。気が狂いそうになったからね」
「これほど大きな会社では、いろいろなことが起こっている。すべてを細かく管理することはできない。物事は正しい理由や何かの意図のために行われることもある。この部屋にいるみんなは、私が多くのことについてどう感じているかわかっているだろう。基本的に、知ったこっちゃないというのが、たいていのことに対する答えなんだ。みんな何事にも敏感すぎる。これをやることが決まったとき、私はただ国旗がなくても大したことないだろう?って思っていた。でもメキシコ独立記念日で考えが変わり、国旗がないのはもうたくさんだと思ったんだ。国旗の復活だ。もし国旗があなたの感情を傷つけたのならすまなかったね」