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UFCがUSADAに代わる新たな機関との提携を発表する

今週米国アンチ・ドーピング機構(USADA)は、2015年から提携していたUFCとのパートナーシップを2023年末で終了することを明らかにしました。

その後UFCのダナ・ホワイトはUSADAに代わる新たな機関と提携する可能性を示唆していました。

そしてUFCのハンター・キャンベルとジェフ・ノビツキーは、2024年からドラッグ・フリー・スポーツ・インターナショナル(DFSI)と提携することを発表しました。

DFSIは現在NCAA、MLB、NFL、NBA、その他のスポーツ団体と提携しており、アンチ・ドーピングプログラムには20年以上携わっています。

今回の発表でキャンベルは次のように語っています。

「8年前にジェフがダナ(ホワイト)やロレンツォ(フェルティッタ)たちとこのプログラムを構築するとき、USADA以外の方法で行う仕組みがなかった。率直に言って、プログラムの最初の6年間、USADAは素晴らしいパートナーだった。我々がプロスポーツ界で唯一最大のテストプログラムを構築した。このようなプログラムができたことを誇りに思う。ここ数年、多くのみなさんがそれを追いかけて目にしてきたと思うが、とてつもない量の技術革新が起こっている。そしてその膨大な量の変化だけでなく、そのための科学やその分野の選手にも変化が起きている」

「我々はUSADAとの提携を解消したわけではない。更新しないこと、そして来年から新しいプログラムを構築することを伝えただけなんだ。だから検査は続いているし、それ以外のことが起こるまでは、年末まで全て現状維持だ。今後数ヵ月は複雑な関係になりそうだ。コナー(マクレガー)は100%検査に入っている」

なおUSADAは12月31日までプログラムを継続することになっています。