インタビュー・コメント

イリー・プロハースカが再びUFC王座獲得に向けて集中する

マディソン・スクエア・ガーデンで開催されるUFC295のメインイベントでは、イリー・プロハースカとアレックス・ペレイラが空位となっているライトヘビー級王座をかけて対戦します。

プロハースカは昨年ライトヘビー級王座を獲得したものの、2022年10月に肩の大ケガで手術を余儀なくされ、ライトヘビー級王座返上することになりました。

プロハースカはメディアデーで、ペレイラとの対戦について語りました。

「今週はこのイベントに意識を集中させているよ。それは私だけの問題ではなく、対戦相手にも言えることだ。どのようなパフォーマンスを見せるか、対戦相手のパフォーマンスがどの程度になるか。毎回調整しているし、一瞬一瞬を大切にしようとすることで対戦相手よりも毎回良い状態になっている。相手のパフォーマンスが後押ししてくれるから、良い相手と戦えるのが好きなんだ」

「戦士対戦士だと思っているよ。侍のキャラクターとか、そういうことは言いたくないけど、それが真実なんだ。私は長年武士道やこのような試合への集中力、そして自分の人生をかけてやっていること全てに影響を受けてきたし、全神経を集中させ、全身全霊を捧げる。だから私たちは戦士なんだ。それに勝るものはないね」

ケガによりタイトル返上を余儀なくされたプロハースカですが、再びベルトを獲得することに集中していると語っています。

「今だから言えるが、ペレイラのスタンドのスタイルは、ジャマール・ヒルのスタイルよりずっとシャープだと思う。私はただ、何事も続けなければならないことを尊重している。ベルトが他の選手の手に渡ったとき、回復した後に自分はもうベルトを獲ることはないといった恐れを抱いていないことに気づいたんだ。それが私の考えで、またベルトを獲る、ただそれだけだ。昨年のベルトは部屋に飾ってあるよ。私は今でも自分のことをチャンピオンのように思っている。でも全ての人たちに、私が本当にチャンピオンであることを思い出させる必要があるんだ」