週末にニューヨークにあるマディソン・スクエア・ガーデンで開催されるUFC295では、セルゲイ・パブロビッチとトム・アスピナルが暫定ヘビー級王座をかけて対戦します。
パブロビッチは当初ジョン・ジョーンズ対スティーペ・ミオシッチのバックアップとして予定されていました。
パブロビッチは今週行われたメディアデーで、アスピナル戦が決まったいきさつについて語っています。
「トレーニングをしていたんだ。この日は2度目の練習だった。2回目の練習の後、散歩がてら公園に出かけた。マネージャーのアリ(アブデルアジズ)からいい知らせがあると連絡があったんだ。あまり考えなかった。ただやると答えたよ」
パブロビッチはアスピナルの強さを認めながらも、勝つ自信を示しています。
「私が過去に戦った対戦相手を見ると、みんなタフで打たれ強い男たちばかりだ。だから今はトムが私にとって次のステップだと思っている。彼は私がさらに成長するための次のステップなんだ。次の目標を達成するためにハードなトレーニングを積んでいるよ」
パブロビッチは過去6試合において、全て1ラウンドKO(TKO)勝ちを収めてきました。
もしパブロビッチがアスピナルにKO勝ちすれば、チャック・リデルの持つ7試合連続KO勝ちの記録に並ぶことになります。
「試合そのものに関しては、2人の大きくて強い男同士が戦うことになる。何が起こるかわからないが、いい試合になるだろうね。土曜日にレジェントと並ぶ可能性があるということは、つまり自分で設定した目標を達成し、偉大な選手の仲間入りをするということだ」