インタビュー・コメント

ロバート・ウィテカー「デュ・プレシの王座挑戦がフェアだ」

1月20日にカナダのトロントで開催されるUFC297では、ショーン・ストリックランド対ドリカス・デュ・プレシによるミドル級王座戦が行われます。

デュ・プレシは、7月のUFC290で元王者のロバート・ウィテカーに2ラウンドTKOで勝利して、現在ミドル級ランキングでイスラエル・アデサンヤに次いで2位となっています。

一方でUFC294ではカムザット・チマエフがカマル・ウスマンに勝利したことで、チマエフがミドル級王座挑戦の可能性もありました。

ウィテカーは『Submission Radio』に出演し、今回のタイトル戦発表について正しいマッチメイクだったと語っています。

「色々なことが明らかになったね。この階級は本当にクレイジーな状況にある。すでに忙しかったり、動いていなかったり、ただ傍観しているだけの選手はたくさんいる。トップ5に勝ち負けがついたことで、すべてがシャッフルされたんだ。その後チマエフとウスマンがやってきて、噂によれば王座挑戦をかけて戦っていたよね?ドリカスがショーンとの王座戦をやると聞いて、それがフェアだと思ったよ。というのも彼はショーンとの次期王座戦の話題にはあまり関わっていなかったからね。それで彼はどうなったのか?彼は私を倒したんだから、それなりの価値があると思うよ」

ウィテカーはもしデュ・プレシがタイトルを獲得すれば再戦を望んでいるとし、UFC297のストリックランド戦を楽しみにしていると語りました。

「いきなりだけどドリカスに言いたいことがあって、彼は私に勝ったんだから、そうすれば彼からそれを奪い返す道も開けるだろう。それに2人とも打ち合いをするのが好きなんだろう?何て言ったらいいんだろう。私は前回彼に負けたのに、どうしてドリカスを疑えるんだ?(強さが要因になるかどうかは)様子を見なければならない。彼がこの世のものとは思えないほど強いとは感じなかったよ。どうなるかはやってみてからだね」