インタビュー・コメント

トム・アスピナル「ジョン・ジョーンズと戦いたい」

UFC295ではトム・アスピナルがセルゲイ・パブロビッチに1ラウンドKOで勝利し、暫定ヘビー級王座を獲得しました。

今後はヘビー級王者のジョン・ジョーンズとスティーペ・ミオシッチが対戦する可能性が高く、アスピナルの王座統一戦はその後に行われる可能性があります。

アスピナルは試合後の記者会見で次の試合について聞かれ、母国イギリスでジョーンズ戦をやりたいと語りました。

「今は今夜を楽しみたい。でもマンチェスターでトム・アスピナル対ジョン・ジョーンズをやるべきだと思う。それは特別なことだし、UFCもそれに賛同するはずだよ。特別なものになると思うね。(ウェンブリー・スタジアムでの対戦は)それもまた素晴らしい。マンチェスターである必要はないが、史上最高の選手対イギリス人のUFCヘビー級チャンピオンをイギリスでやったら、間違いなく最高だと思う。絶対にやろう」

ジョーンズは負傷から復帰次第、ミオシッチと試合を行う可能性があります。

その後については現役を続けるのかどうか不明ですが、アスピナルはジョーンズがあと1試合引退を先延ばしにしてくれることを期待しています。

「そうならないわけがないだろう?彼がイージーな試合だって感じるほど、私は間違ったことはしていないと思う。もし私が誰かの顔を正面から殴れば倒れると思う。単純なことだよ。ジョンはそれをわかっているし、ジョンのことを侮っているわけじゃない。私はジョンが大好きだし、歴代選手の中でも最も好きな選手の一人で間違いなく彼を尊敬しているんだ。でも彼と戦いたいし、勝てると思っているよ」

試合後にジョーンズはX(旧Twitter)で、アスピナルの勝利を祝福しました。

「トム、暫定ヘビー級王座のベルトおめでとう。素晴らしいパフォーマンスだった」

アスピナルはこのコメントについて答えました。

「ポッドキャストでもジョンが私の良いところを褒めているのを見たよ。もちろん自分のことを褒めてくれるのは嬉しいけど、尊敬しているような人から褒められるならなおさらだ。ありがとう、ジョン。戦う機会を与えてくれ。やらせて欲しい。私にとって夢の試合を実現させてくれ。なぜやらないんだ?私は今夢を叶えたところなんだ。頼むから、私のレガシーのために夢の試合をやらせて欲しいね」