UFC295のメインイベントでは、アレックス・ペレイラがイリー・プロハースカに2ラウンドTKOで勝利し、空位となっていたライトヘビー級王座を獲得しました。
今後は元王者でケガによってベルトを返上したジャマール・ヒルが挑戦する可能性があります。
しかしペレイラとの一戦でアンダードッグになっているヒルは自身のYouTubeチャンネルで、自分の能力を疑っている人たちを黙らせる準備が出来ていると語りました。
「俺が言った言葉を覚えておいて欲しい。彼をテイクダウンするつもりはないし、レスリングするつもりもない。みんなは彼が別世界の人物だと思っているようだ。というのも彼はキックボクシングをやっていて、俺はキックボクシングをやっていないからだ。これは全く違うスポーツなんだ。俺はMMAを何年もやってきた。彼と戦うときはいつでもスタンディングで、彼をノックアウトするよ。そのときはお前ら全員に見せつけてやる。アレックスは友人だから文句を言うつもりはないが、口を出したり見下したりした人たちはみんなそうだ。どうであれ自分はもっと良い仕事ができるようになったし、自分の階級では世界トップ15の一人として認められた。自分の戦績を見る限り、世界でも1~2を争うだろう。俺は本当に最高の選手だ。だから自分のことをチャンピオンだと言っているんだ」
ペレイラはプロハースカに勝利した後、ベルトを返上したヒルではなく、元ミドル級王者で過去にUFCで1勝1敗となっているイスラエル・アデサンヤに対戦を呼びかけました。
しかしヒルはアデサンヤがペレイラと戦うことに興味を持っていないとしています。
「イジー(イスラエル・アデサンヤ)のことを心配している人に言うと、イジーはもう俺にメッセージをくれたよ。あの夜に彼は俺にメッセージをくれて、『彼は君のものだ』と言ってくれた。そう、全て俺のものだ。アレックスは誰のものでもない。他には誰もいない。俺だけだ。他には何もないし、干渉も何もない。君たちが心配しなければならないのは俺だけだ。いや、心配しなくていい。俺が登場したら、俺を感じてくれよな」