インタビュー・コメント

ドリカス・デュ・プレシ「アデサンヤと防衛戦をやりたい」

1月20日にカナダのオンタリオ州トロントで開催されるUFC297では、ショーン・ストリックランド対ドリカス・デュ・プレシによるミドル級王座戦が行われます。

すでにロバート・ウィテカーに勝利しているデュ・プレシは、もしストリックランドに勝ってミドル級王座を獲得すれば、防衛戦の相手としてイスラエル・アデサンヤを望んでいます。

デュ・プレシは『Submission Radio』に出演し、次のように語りました。

「全てはこの階級がどうなるか次第だね。今でもイスラエル・アデサンヤと戦いたい。100%間違いなく防衛戦の第一候補だ。それは素晴らしいことだが、彼らはカムザット(チマエフ)をプッシュしようとしていると思う。それもいいね。その前にベルトを防衛したい。もちろん誰に勝って、どれだけいい試合を見せられるかにかかっている。もし私がカムザットを破壊してしまったら、何が残るんだ?もしチャンピオンになった後、イスラエル・アデサンヤを倒したとしたら、この階級は全滅だ。この階級を一掃したロバート・ウィテカーとイスラエル・アデサンヤの2人を倒したら、もう誰も残っていないだろう」

デュ・プレシはストリックランドの印象について語っています。

「私には私の戦い方があり、彼には彼の戦い方がある。我々の試合では、自分の意志を貫き、最も良い自分のファイトをしたヤツが勝者になる。それが勝者であり、私がそうなるはずだ。彼のディフェンスはひどい。とても奇妙だが効果的でもある。彼は打撃を見事にそらすし、イライラさせるのもいいスタイルだと思う。常にプッシュしているし、とても変わったスタイルだ。彼にはクレイジーなノックアウト・パワーはないと思うが資質はある。彼のペースで戦えば必ず負ける。イスラエル・アデサンヤは彼のペースで戦った。彼は常にパンチを繰り出してくるから、ときどきみんなを不安にさせるんだ。とはいえ彼のペースで戦うことが賢い選択だとは思わない。私の方が運動神経がいいのは分かっている。よりフィジカルが強くなっているし、それを活かしてより強く打つことを心がけている。だが私の打撃は全て命中すると確信している。一発が必要だ。一発で決める必要がある。ペレイラが彼をノックアウトできるなら、私はもっと彼をノックアウトできるはずだよ」