UFC296のメインイベントでは、レオン・エドワーズがコルビー・コビントンに判定で勝利して、ウェルター級王座の防衛に成功しました。
エドワーズは試合後の記者会見で、コビントンはもっと前に出てくると思っていたものの、実際は尻込みしていたと語っています。
「1ラウンド目はオーソドックスで出て、いつものように彼が前に出てくるのを待っていたんだけど、彼はプレッシャーにやられた感じだったね。構えの切り替え、距離、全てが彼を混乱させたんだ。彼は自分の殻に閉じこもって、そこから抜け出せなかったね」
「俺は間違いなく自分のベストパフォーマンスではなかったよ。もっと活発な試合になると思っていた。彼はすぐに尻込みしてしまったから、この男は何をしているんだ?って思ったよ。彼はもっとやるだろうと思っていたんだ。でも彼は前にもそういったことがあったような気がする。疲れてダメになってしまうことがね」
コビントンは試合前のトラッシュトークで、エドワーズが幼少期に殺害された父親を侮辱するような発言をしました。
エドワーズはそれについても批判しています。
「殺された親のことは、絶対に口にするべきではないと思う。 あれを試合やエンターテインメントの売り込みに使うのは理解できないし、あれで彼は自分の殻に閉じこもってしまったと思う。それに俺の反応が少し彼を混乱させたんだろう。ファンは彼を敵視し、メディアの反応は、彼は何をやっているんだ?って感じだった。でも彼はいつだって臆病者だ。試合に負けたときでさえ、俺は試合に勝ったんだと言い訳し続けた。ウスマンが彼をアゴを折ってノックアウトしたときも、(レフェリーの)マーク(ゴダード)のせいだって言っていた。彼は負けをいつも誰かのせいにするんだ」
UFCのダナ・ホワイトは、次の挑戦者としてベラル・ムハマッドになると語っていたものの、エドワーズはまだ決まっていないと語っています。
「他の選択肢があるのは間違いない。ベラルが次の挑戦者であるべきだとは思わないね。前に戦ったことが洗う。俺は10連勝くらいしてもタイトル挑戦権をもらえなかった。何が彼を特別扱いしているのか?コルビーはすでに順番をスキップしていた。次は誰になるかな。言ったように、今はロッキーの時代だ。今は俺の時代で、君臨し続ける。次の相手が誰だろうと関係ない。どうせみんな似たようなスタイルなんだからね。みんなボクサーでありレスラーだ。俺はそれでキャリアを築いていく。次に誰が来ようと関係ないんだ」