3月9日にはマイアミで開催されるUFC299で、ショーン・オマリー対マルロン・ヴェラのバンタム級王座戦が行われます。
王者のオマリーにとってキャリア唯一の敗戦が、2020年8月に行われたヴェラ戦でした。
今回はその敗戦の汚名を返上するチャンスになります。
オマリーは『ESPN』のインタビューで、ヴェラ戦に防衛した後、さらに2024年後半にもう1試合防衛戦を行い、そこで良いパフォーマンスを見せることができればスター選手になれると語りました。
「今年中にもう1試合やって、格闘技界だけでなくスポーツ界最大のスターになりたいんだ。もし2024年に2回素晴らしいパフォーマンスを見せれば、コナー(マクレガー)のようにビッグになれると思う。UFCはコナーの全盛期から40~50%も成長した。COVIDがUFCを盛り上げてくれた。だから俺がUFCに出てスターになる機会が増えたんだ。そう言うと、みんなは『ああ、コナーのようになりたいんだね』と言う。彼は格闘技界最大のスターだ。もちろん彼のようになりたい。そう言われると、ちょっとバカみたいだけどね」
最初のヴェラ戦ではオマリーが足を負傷したことで、最終的に1ラウンドTKOで敗れることになりました。
オマリーはこの試合のヴェラの勝利が正当なものではなかったと語っています。
「(最初の試合で負傷するまで)俺が彼をぶっ飛ばしていた。彼はラッキーだったんだ。あの試合以来、ずっとそう思っているよ。彼は決して認めないだろうけど、あの夜がどれだけラッキーだったかを彼もわかっているだろう。でも上手くいって、こうしてここにいる。俺は防衛しているんだ。ペイパービューポイントももらえる。その裏にはストーリーがある。それだけ大きなことなんだ。この階級にいる他の誰よりもビッグだ。だから2020年8月に行われ、2023年8月に俺がベルトを獲るというのは、3年後だからこの試合が一番理にかなっている。とてもワクワクしているよ。こんなにワクワクした試合は初めてだ。この試合には特別な何かがあるね」