インタビュー・コメント

UFC王者ヴォルカノフスキー「次は完璧な復帰戦になると思う」

フェザー級王者のアレクサンダー・ヴォルカノフスキーは、2月のUFC298でイリア・トプリアを相手に防衛戦を行います。

ヴォルカノフスキーは、昨年10月のUFC294でライト級王者のイスラム・マカチェフに1ラウンドKOで敗れてから、約4ヵ月での試合となります。

ヴォルカノフスキーはマイケル・ビスピンのYouTubeチャンネルで、心配する声があるものの、防衛戦に向けて準備をする時間は十分にあったと語りました。

「彼はいいマッチアップだね。彼の周りでは盛り上がっていて無敗で、私にとっても完璧な復帰戦になると思う。多くの人が彼は危険だと言っている。彼はパワフルな男で無敗だ。それ自体がストーリーなんだ。私の前回の試合で何が起こったかはご存じの通りだ。みんなは復帰が早すぎるんじゃないか?って言っているね。これら全てがストーリーの一部なんだ。私にはそう思えないんだ。長い間必死になってやっている。どういう意味だ?って感じだよ。それだけの時間はあったし、自分にとってとても長いキャンプだった。もちろん脳震盪を起こした後は、全ての手順に従ったし、幸運なことに私の周りには素晴らしいチームがいる。でもその手順に忠実に従った。だから試合が1ヵ月延期されたんだ。1月は急ぐと思ったからね。キャンプを始める前に1ヵ月ほど余裕を持たせたかったし、それからキャンプを始めたかった。そうやってきたんだよ」

「切り替えるためにやっているんじゃない。(王者として)活動的でいたいからやっているだけだ。忙しくしたいし、十分な時間だとわかっている。多くの人たちは、物事にはメンタル的な側面もあると言うだろうし、それはわかるが、私はそうじゃない。どの試合にも自信満々で臨んでいるし、私に勝つための唯一のチャンスは、私をとらえることだと思っている。だから2回もフィニッシュされたみたいなことにはならないよ。私はいつも賢く戦う。常に計算して戦うようにしている。もし負けたとしても、とらえられる可能性が高いということだ。それは自覚しているし、キャリアを通じて常にそうしてきた。ジムでもスパーリングでも何も変わっていない。いつものように、自分のケツを叩いて自分を奮い立たせる、ただそれだけのことだよ」