インタビュー・コメント

ショーン・オマリー「トプリアの鼻をへし折りたい」

3月9日に開催されるUFC299のメインイベントでは、バンタム級王者のショーン・オマリーがマルロン・ヴェラを相手に防衛戦を行います。

オマリーはもし防衛に成功した場合、フェザー級への王座挑戦も視野に入れています。

2月17日のUFC298で、もしイリア・トプリアがフェザー級王者のアレクサンダー・ヴォルカノフスキーに勝利した場合のみ、王座に挑戦する可能性があります。

オマリーはポッドキャスト『MightyCast』に出演し、UFC298の現地観戦を示唆しました。

「チャンプ・チャンプになりたいんだ。イリアの顔のど真ん中に膝蹴りをして、その小さな鼻をへし折りたいね。おそらく(UFC298が開催される)カリフォルニアに行って、イリア対ヴォルク(ヴォルカノフスキー)の試合を観ることになるだろう。すごい試合になるだろうね。俺がこれまで見てきた選手の中で最も技巧的な選手を何人か思い浮かべると、イリアはその上位に入る。イリアは危険だよ。彼は最高のオールラウンド総合格闘家の一人で、かなりヤバいスキルを持っている。だから彼が最低だとは思わない。とても危険な選手だと思う。でも俺が彼をぶっ飛ばすと思うよ」

オマリーは派手な見た目から真面目に取り組んでいないと見られがちなものの、実際はそうではなく史上最高選手の仲間入りを果たしたいと語っています。

「俺がタバコを吸ったり、そういうことをしていると思っているようだが、それは悪いことじゃない。隠しているペルソナみたいなものだ。でもさっきも言ったように、俺ほど集中する人はあまりいないと思うし、それをあまり表に出さないんだ。偉大さを追い求めているからこそ、それを示すようになる。史上最高の選手になりたい。このベルトを防衛したい。もしイリアが勝ったらノックアウトしたい。勝てないと言われている選手たちを倒して集中力をキープしたい。今29歳だからケガや状況にもよるけど、あと4~6年はある。始めたときから一番になりたかったが、シュガーというブランドを築き上げたことで、俺がそれほど真剣に取り組んでいないように見えてしまったね」

オマリーはUFC299でマルロン・ヴェラに勝利した後、ラスベガスに昨年できた最新球体アリーナのスフィアでトプリアと戦いたいと語りました。

「ラスベガスのスフィアでやりたい。イリアとね。9月のメキシコ独立記念日に俺が今やろうとしていることなんだが、チト(マルロン・ヴェラ)のこともあるからね。とてもタフで打たれ強いエクアドル人だよ」