インタビュー・コメント

ジョン・ジョーンズがUFC300のオファーがあったと明かす

ケガにより欠場中のUFCヘビー級王者ジョン・ジョーンズは、次の試合でスティーぺ・ミオシッチと戦うことが濃厚となっています。

しかしヘビー級には暫定王者となったトム・アスピナルもいて、王座統一戦の実現も期待されています。

ジョーンズは『Submission Radio』に出演し、今後についてはまだ何も決めていないと語りました。

「私が続けるかどうかは、スティーぺとどう戦うか、このケガをどう治すかにかかっている。スティーぺを打ち負かすこともできるし、絶対戦争になるかもしれない。そして次に何をするか考える前に、一歩ずつ進む必要があると感じている。でもトムとの対戦が絶対に実現しないわけじゃない。特にここにいることで感じていることがある。ファンのみんなと一緒にいるだけで、すっかり元気を取り戻し、また活力が湧いてくるんだ。だから立ち去るわけにはいかない。自分のキャリアを続けるために、ポジティブな方向に進んでいるよ」

ジョーンズはキャリアを築き上げた今の段階で、単に次の相手と対戦するだけではそれほど興味をそそられないため、意味のあるミオシッチと戦いたいと語っています。

「間違いなくスティーぺになると思う。スティーぺも私も長い間このスポーツに携わってきた。スティーぺは彼に相応しい尊敬を受けていないと思っている。私とスティーぺにはやり残したことがあるし、それが唯一フェアな行動だと思う。トムの将来に期待しているよ」

「別の素晴らしいコンテンダーが常に存在することを多くの人は認めていない。次の大物を育てるのがUFCの仕事だ。自分にとって十分なことを成し遂げ、家族を養い、仲間のために生活を作り上げるのが私の仕事だ。だからこの先どうなるかは本当にわからない。ただ一つずつやっていくだけだ。それがスティーぺに対する敬意であり、彼を挑戦者として尊重することだね」

ジョーンズは4月のUFC300でメインイベントのオファーを受けていたことを明らかにしました。

しかしジョーンズはそれまでにベストな状態で復帰することは困難なことから、出場する意思はないと語っています。

「UFCのハンター・キャンベルから電話がかかってきて、『ジョン、あと9週間しかないけど、もし可能性があるなら、君が復帰して過去最大級のイベントのメインイベントを務めることはファンにとって素晴らしいニュースになる』と言われたんだ。そしてその機会はとても光栄なことだけど、準備が整うとは思えないんだ。年齢も上がってきていてあと数試合しか残っていないから、全力を尽くして100パーセントの状態で戻ってきたいんだ」