4月にラスベガスで開催されるUFC300では、ジャスティン・ゲイジー対マックス・ホロウェイによるBMF王座戦が行われます。
試合が決まった当時はフェザー級でイリア・トプリアがNo.1コンテンダーとなっていて、ライト級ではチャールズ・オリベイラが次にライト級王者のイスラム・マカチェフと対戦すると見られてました。
そのためBMF王座戦は、フェザー級とライト級でそれぞれ王座挑戦の可能性から離れていたホロウェイとゲイジーが対戦することになりました。
ホロウェイは『MMA Fighting』のインタビューで、UFCはゲイジーとチャールズ・オリベイラがライト級No.1コンテンダーをかけて試合をすると予想していたと語りました。
「それがBMFの定義でないとしたら、何が定義なのかわからないね。結局のところ、BMFのベルトを持っているのは誰か、数人しか思い浮かばないし、実際にそれに恥じない選手は数少ない。それがジャスティン・ゲイジーだよ」
「私も驚いたんだ。(ゲイジー対オリベイラで)タイトルマッチにつながる試合にすると思っていたのに、そうはしなかった。彼らがチャールズの試合(アルマン・ツァルキヤン戦)をNo.1コンテンダーマッチにしたことには驚かされたし、どうなるだろうね。ジャスティン・ゲイジーという真のBMFと戦えることに満足してるよ。ワクワクしているんだ」
またホロウェイは、UFC選手に多いトラッシュトークに疑問を呈しています。
「この世代はコリアン・ゾンビやジャスティン・ゲイジーのような選手と戦ってきた。我々にくだらない話は必要としないんだ。人々の動向、SNSやメディアの扱い方などそんなものは必要ない。自分のファイトは自分で語ればいい。試合を宣伝してペイパービューを売ろうとするのは理解できるけど、最近は一線を越えている人もいる。クールじゃないよ」
「それ(トラッシュトーク)は助けにならないね。このスポーツにいる多くの人たちが、『なぜスポンサーがつかないのか?なぜNFL、NBA、MLBなど他のスポーツリーグと比較しても大きいのに』と言っている。そんな乱暴なことや一線を超えたことを言ったりするヤツを見たことがあるだろうか?そういうもの(スポンサー契約)が欲しければ、それなりの振る舞いが必要なんだ」
「我々が総合格闘家であることを多くの人たちに理解してもらわなければならないし、それは非常に難しい。このスポーツはすでに遅れをとっているね。あることに関しては、もう少し賢くならなければならないんだ。仕方がないことだよ。みんなが自分の物語を押し付けて、自分のやりたいことをやろうとする。悪い気はしないけど、私には合わないね。結局のところやりたいならそれはそれでいいが、なぜ自分はあれこれ手に入らないんだと問うのはやめてくれ。君がやっていることが原因だよ」