インタビュー・コメント

マルロン・ヴェラ「オマリーの心理戦には乗らない」

今週末にマイアミで開催されるUFC299のメインイベントでは、ショーン・オマリー対マルロン・ヴェラによるバンタム級王座戦が行われます。

両者は2020年のUFC252で一度対戦しており、そのときはオマリーが足を負傷したことでヴェラが1ラウンドTKOで勝利しました。

ヴェラはメディアデーの記者会見で、オマリーについて語りました。

「彼は変なヤツなんだ。変わったことが好きだ。近づかないようにしていた。俺がしたことといえば、彼に俺の写真を送り返したことだけで、その後彼が何を言ったかは読んでいない。わかっている。彼がやっていることは、人々の頭の中に入り込むことだ。頑張ってくれよ。俺は彼をぶっ飛ばすつもりだ。土曜夜の準備はできているよ。だから彼は始めようとしている。昨日彼は俺に、試合に負ける覚悟はあるのかと聞いてきた。彼は俺の答えを聞いていない。カメラに俺の答えを映してほしかったけど、片方しか映っていなかった。でもそれは試合のための一つのツールに過ぎない。俺は戦う準備ができている。俺の心は正しい場所にあり、彼をぶっ飛ばすつもりだよ」

「ヤツの顔に穴を開けてやる。その後は?そこで話すことはない。彼のコーナーは我々がいるときに話をするのが好きなのは知っているけど、俺のコーナーには試合に勝つためのアドバイスをしてもらいたいね。もし俺のコーナーが対戦相手の悪口を言うことにばかり気を取られていて、俺に何をすべきかを教えてくれないなら、そんな人たちとは一緒にいないよ」

ヴェラは新バンタム級王者になっても、王者らしくやるべきことに徹すると語っています。

「自分らしくいるよ。これまでと同じことをするつもりだ。誰がNo.1コンテンダーであろうとベルトを防衛する。選り好みをし始めたり、別の階級に行ったりするつもりはない。次が誰であろうと、俺に寄越してくれ。本当のチャンピオンらしくしていればいいんだ」