4月13日にラスベガスのTモバイルアリーナで開催されるUFC300では、ジャスティン・ゲイジーとマックス・ホロウェイがBMF王座をかけて対戦します。
通常ホロウェイはフェザー級で戦っていますが、この試合はゲイジーに合わせてライト級マッチで行われます。
ホロウェイは次のフェザー級王座挑戦の候補として挙がっており、なぜこの試合を行うのか疑問視する声も多いようです。
ホロウェイは自身のYouTubeチャンネルで、ゲイジー戦を受けた理由について語りました。
「多くの人たちが『この試合はクレイジーだ。なぜこの試合をやるんだ?』って話している。なぜだ?なぜトプリアを待たないんだ?とね。あまり知られていないが、待っているとあっという間に過ぎ去ってしまう。何も約束されていないんだ。タイトル戦を約束されて、それが実現しなかった選手をどれだけ見たことか。暫定王座をかけて戦ったのに、それが実現しないのを何度見たことか。私やゲイジーはタイトル戦線では敬意を表して次の選手だっただろう?でもそれが何回通用するのか?いつも上手くいくわけじゃない。だからトプリアの件でも、みんなが『次はお前だ』と言い続けている。本当にそうなんだろうか?って思うよ」
UFC298ではイリア・トプリアがアレクサンダー・ヴォルカノフスキーに勝利しましたが、ホロウェイはそうなった場合でも、すぐに再戦が行われることを予想していたと語っています。
「もしトプリアが何らかの形でヴォルク(ヴォルカノフスキー)に勝てば、ヴォルクはダイレクト・リマッチをすることになるとずっと思っていたんだ。ヴォルクはダイレクト・リマッチをするために十分な働きをした。ただみんなは『ノックアウトされた後だから(再戦はないはずだ)ね』と言っている。ヴォルクにはまだその資格がある。彼はそれだけのことをやってきた。何度もタイトル防衛を果たしている。私が階級を上げて負けたからといって、それが自分の階級に影響することはないと思う。だから結局のところ、トプリアが勝てば何があってもヴォルクがダイレクト・リマッチをするのだから、私はまだ待つことになるだろうといつも思っていた。ゲイジーの件では、チャールズ(オリベイラ)がひどいカットによって、イスラム(マカチェフ)と戦えないことになると誰にもわからなかっただろう?」
ホロウェイはフェザー級王座戦を待つよりも、ゲイジー戦をやる方が正しい選択だったと語っています。
「このスポーツでは待っていると、あっという間に過ぎ去ってしまう。本当にあっという間だ。だからできることは、忙しくしていることだけだよ。ジャスティン・ゲイジーとこのような状況になる機会に恵まれたんだからね」