UFCヘビー級王者のジョン・ジョーンズが、ニューメキシコ州アルバカーキの自宅で薬物検査のサンプル採取の際に、DFSI職員を脅したとして告発されたと報じられています。
『ABQ Raw』が最初にこのニュースを報じています。
4月5日に提出された警察の報告書によると、この事件は3月30日に検査員が同僚と一緒にUFCの薬物検査のサンプル採取のために、ジョーンズの自宅を訪れたときに起こりました。
検査員によると、尿サンプルを採取するため、16時頃に同僚とともにジョーンズの自宅に到着し、最初は自分の携帯電話などをテーブルの上に置くなどジョーンズは協力的だったようです。
しかし尿サンプルを提供するのに苦労したため、検査員が代わりに血液サンプルの採取を提案したところ、喧嘩腰になり、ジョーンズはその後訴訟すると脅し、携帯電話を取り上げて検査員などを動画で撮影しました。
ジョーンズはアルコールの匂いがしたため、酔っていると思ったと検査員は語っています。
ジョーンズの脅しによって検査員は恐怖に怯えたことで検査を早々に切り上げることも考えたものの、ジョーンズがUFCから罰金を科されるの嫌ったため考え直し、助けを呼ぼうとしたものの、ジョーンズが携帯電話を持っていたため呼ぶことはできませんでした。
最終的にジョーンズは尿サンプルを提供し、その間に検査員が自分の携帯電話を取り返し、その場を去ることになりました。
DFSIの上司に知らせたものの、上司からはUFCの代表者と話すまでは警察への通報を通報を控えるようにと指示されたと主張しています。
そして金曜日に警察に連絡して告発したい旨を伝えました。現場にいた同僚反響を恐れていたため警察に被害届を提出したがらなかったとも語っています。
警察は上司と同僚の両方に連絡を取ろうとしたが返事がなく、その後上司は警察に連絡したものの、検査員から聞いたことしか知らないと言い、供述を拒否しました。
警察は4月5日付で、検査員の携帯電話を奪ったとして暴行罪と通信妨害罪でジョーンズに召喚状を送ったということです。
尚、この件に関してUFCはまだ声明を発表していません。