5月4日にブラジルのリオデジャネイロで開催されるUFC301では、ジョゼ・アルド対ジョナサン・マルチネスが行われます。
元UFCフェザー級王者のアルドは、2022年8月にメラブ・ドバリシビリに敗れて以降オクタゴンを離れており、ボクシングの道に進みました。
しかしアルドはUFC301でもう一度MMAに復帰することになります。
アルドは『MMA Junkie』とのインタビューで、オクタゴンに復帰する理由について語っています。
「心も体も休息が必要だったんだと思う。過去20年間で自分自身に課してきた要求の多さとトレーニングの負担の大きさが原因だ。ボクシングという集中できる分野を見つけ、しばらくそれを続けて、プレッシャーやいろいろなものから立ち直ることができたんだ。チャンピオンになりたかったし、試合をするたびに自分に課した負担や要求は大きかった。今はそれをやり遂げて復帰できたと感じているよ」
アルドにとってマルチネスとの対戦が、現在のUFCとの契約が最後になります。
今後についてはこの試合が終わった後、検討することになると語りました。
「数ヵ月前にUFCに伝えたのは、この試合をして自分の状態やパフォーマンスを確かめて、それから決めたいということだ。おそらく今年の後半には、ボクシングのビッグファイトを考えている。でもジョナサン・マルチネスとの試合が終わったらUFCと再検討するよ。フロイド・メイウェザーとの試合は、基本的に全て決まっていた。アリ(アブデルアジズ)がその交渉をしていたんだけど、何が起こったのかよくわからなくて、結局サウジアラビアで戦うことはできなかったんだ。でも、今年の後半にNetflixで大きなイベント(ジェイク・ポール対マイク・タイソン)があるから、それに出られたらいいね。でもどうなるかはわからない。選択肢はたくさんあるんだ」
またアルドは、当初ドミニク・クルーズとの対戦をオファーされていたとの噂にも言及しました。
「私にとっても、ドミニクにとっても、長い間この試合を求めていた全てのファンやメディアにとっても、いい試合になるのは間違いない。私とドミニクとの試合には多くの歴史がある。でもジョナサン・マルチネスはとてもタフな相手だし、私にとって本当に重要なのは、全ての試合を最高の相手と最大のチャレンジであると考えて戦うことだ。それは変わっていないよ」