ジョゼ・アルドは、ブラジルのリオデジャネイロで開催されたUFC301でジョナサン・マルチネスに判定勝ちを収めました。
アルドは2022年8月のUFC278でメラブ・ドバリシビリに判定負けして以来のオクタゴンでの試合となりました。
今後についてはまだ決まっていないものの、UFCに留まるのか、それともボクシングで戦うのか決めることになります。
アルドは試合後の記者会見で、まずはUFCと将来について話し合う予定だと語りました。
「UFCとは話し合いをしなければならない。契約書にはこう書いてあるよね?UFCはいかなるオファーにも応じることができるとね。だから落ち着いて、まずはダナと話し合わなければならないし、何が最善の道なのか考えないといけないと思うよ」
「(マネージャーは)こう言っている。私が去ったときのランキングは非常に高かったから、列をスキップして割り込むことができるとね。このイベントに参加することができて幸せだ。ここリオの地に立てたことは幸運だったと思う。というのも1月にUFCと話を始めたとき、UFCはリオでやる予定はなかったんだ。上手くいって良かったよ。このイベントを私が助けたということではなく、ここに来て素晴らしいショーができる。結果的にこれが助けになればいいよね。もし列をスキップすることができれば、それは素晴らしいことだ。それだけだ。少し休んでトレーニングに戻って、新しい挑戦がやってくるんだ」
アルドは、7月20日にテキサス州アーリントンで開催されるボクシングのジェイク・ポール対マイク・タイソンのイベントでの試合をオファーされたと語りました。
「そうだね、(ボクシングは)あり得るよ。オファーもあったし、(ポールvsタイソン戦の)契約書も送られてきたけど、『いや、私はUFCにいるから戦う必要がある』って言ったんだ。それは大きなイベントだね。自分のための門戸は開いていある。だからまず失礼ながら、私の人生はいつもここにあった。だからここで話し合って、何が最善の道なのかを見極めなければならないんだ」
アルドがもしUFCに留まることになれば、今後バンタム級で対戦する選手の選択肢は複数あります。
実際UFC301の前にも、コーリー・サンドヘイゲンやヘンリー・セフードとの対戦を話し合っていたことを明らかにしました。
「信じられないような話で、このことを話すのを忘れていたんだが、サンドヘイゲンとの対戦を申し込んでいたんだ。でもケガをしていたんだろう?でもその前にヘンリー・セフードの可能性についてメールしたんだが、彼は戦ったばかりで肩の手術を受けることになった。だからリオで実現することができなかった。この2人は実現するために何度も話し合っていた。でもヘンリーの場合は、私が彼にメールして、失礼を承知でこの試合をやることについてどう思うか尋ねたんだ。ここリオではなく、私が復帰することができるならどこでもいいとね。すると彼は、手術を受けるからダメだと言ったんだ。だから実現しなかったよ」