今週末に開催されるUFC302のメインイベントでは、ライト級王者のイスラム・マカチェフがダスティン・ポイエーを相手に防衛戦を行います。
ポイエーは2019年に当時ライト級王者だったハビブ・ヌルマゴメドフに挑戦したことがあるものの、3ラウンドにリア・ネイキッド・チョークで敗れています。
マカチェフは今週行われたメディアデーで、ポイエーはヌルマゴメドフに敗れてから自信を失っているのではないかと予想しました。
「はっきり言って、彼は変わっていない。たぶん彼はもっと年を取った。彼は私に勝てるとは思っていないんだ。コーチも私に勝てるとは思っていない。私はこの試合を簡単にできると思っているよ」
マカチェフはポイエーのキャリアを称賛するとともに、勝つことは大きな意味を持つと語りました。
「いつも彼のことを考えていた。というのも彼はずっとトップ5に入っているからだ。ダスティンのようなこのスポーツにおける大物選手と戦うのが私の夢なんだ。戦ってみたかったからとても嬉しいよ」
マカチェフはこの試合でポイエーが敗れて、キャリアを引退することを望まないと語っています。
「彼がこの試合を最後に引退しないことを願っているよ。彼はこのスポーツのビッグネームの一人だと思う。だから尊敬しているんだ。彼はこのスポーツでクレイジーな試合をたくさんしているからね。ダスティンのような大物選手に勝てただけで嬉しいよ。というのもレガシーとしては私の戦績の中で最も大物になるだろうからね」
またマカチェフは、ポイエーに勝つ方法をわかっていると主張しました。
「私はレベルが違うから彼をフィニッシュする。今私は世界最高の選手だ。正直なところ、私のスタイルは彼にとって最悪だ。彼はどんなストライカーにも勝てる。彼は最高のストライカーの一人になれるけど、我々はストライカーじゃない。MMAファイターだ。私のスキルはレベルが違う。彼と打ち合うことはできるが、もしこの試合を簡単なものにしたいなら、私も他の選手もやり方をわかっている。彼の対戦相手がプレッシャーをかけてきたり、テイクダウンしてきたりすると、彼はいつも同じ問題を抱えるんだ」
ハビブ・ヌルマゴメドフがコーナーに復帰することは大きな意味があると語りました。
「これは大きな意味がある。これは打撃やレスリングの計画が20%増になるようなものだね。ハビブがコーナーにいるのはいつも素晴らしい。彼は多くの試合で良いアドバイスをくれると思うからだ。グレイゾン・チバウ戦を覚えているけど、彼は私に左フックを打てと言っていた。私はそうして彼をフィニッシュしたんだ。(ダン)フッカーとの試合でアームバーでフィニッシュしたときもとてもいいアドバイスをくれた。タイトルマッチでもたくさん良いアドバイスをくれたんだ。コーナーにハビブがいるのは良いことだ。私だけのためじゃない。良いニュースだ。ハビブが『コーナーに立つ』と言ったとき、みんな喜んでいたよ。みんなも彼がコーナーに立つことを理解しているし、みんなハッピーだったんだ」