今週末のUFC303では、ブライアン・オルテガとディエゴ・ロペスと対戦します。
2021年9月には当時フェザー級王者だったヴォルカノフスキーに挑戦しましたが、当時は2階に住んでいた人がうるさくて、夜に必要な休息をとることができなかったようです。
オルテガは今週のメディアデーで、犯罪が一時合法化されるホラー映画の『The Purge』を出して、当時を振り返りました。
「当時俺はアパートに住んでいた。離れて暮らすとき家を出たりしていたんだけど、2階の人が夜中の2時、3時、4時って1時間おきに騒いでいたんだ。お前ら寝ないのか?何しているんだ?いい加減にしろよって感じだった。俺は世界タイトルを獲るために練習しなければいけないのに、お前らは何をしているんだ?ってね。(Instagramの)リールか何かを見ていたら、『The Purge (パージ)』の曲が流れてきて妄想し始めたんだ。もし現実にパージがあったら、真っ先に2階に行くよ」
「俺は密告者じゃないし、文句を言う人間でもないんだけど、大家さんに静かにするように言ってくれないか?と頼んだんだ。以前俺が子供たちと乱暴に遊びすぎたせいで、密告されたことがある。あるとき子供たちに『殺してやる』って感じで走りまわっていたら、俺が本当に子供たちを殺すんじゃないかと思われて警察を呼ばれそうになった。自分にとってはそれほどおかしなことではなかったし、そうやって遊んでいたんだけどね。彼らは一晩中、床を何かを引きずっているような感じだ。助けが必要なら言ってくれ。俺が苦情を言った後、彼らは騒がしさをさらに倍増させたんだ。もしパージが現実にあったら、2階に行って対処するんだけどね」
今回は急きょカードが組まれましたが、オルテガにとっては何かを得ることよりも、今のポジションをキープするために戦うと語りました。
現在のUFCフェザー級ランキングでは、オルテガが3位、ロペスは14位となっています。
「自分にとって、あまりクレイジーな賭けではない。みんなからはなぜこの試合を受けたんだと言われるよ。彼にとっては、(勝てば)間違いなくタイトル争いに加わることができるだろう。それがそこでの賭けのようなものだよ」
「これは俺にとって、今の立ち位置をテストするためのものだ。ハングリーなライオンたちが近づいてきて、ポジションを奪おうとしている。しばらくここにいるわけだが、果たして自分のポジションを守り抜くことができるだろうか?もちろんこれは2週間前のノーティスだ。いろいろな要因があるけれど、それでも急なオファーにもかかわらず、このような試合に出られるということは素晴らしいことだよ」