インタビュー・コメント

マネル・ケイプがモカエフとの乱闘疑惑を否定する

7月上旬、ジーン・シウバはラスベガスにあるUFC PIの外で、マネル・ケイプがムハンマド・モカエフを襲い掛かったのを目撃したと主張しました。

今月のUFC304では、ケイプとモカエフが対戦する予定です。

しかしこの乱闘疑惑は他に目撃者がいないことから、実際に起きたのかどうか疑問が残っています。

ケイプは『MMA Fighting』のインタビューで、モカエフとの間で乱闘はなかったと語りました。

「何も起こっていなかったよ。ジーンがただそう言っているだけだ。僕にはブラジル人の友達がいるけど、彼は試合を盛り上げるためにこの話をでっち上げたんだ。彼は僕がモカエフと戦うことを知っているし、以前にもお互いに悪いことをツイートしていた。隠していない。周知のことだよ」

「モカエフはダゲスタンかイギリスにいるし、僕はラスベガスにいる。我々が乱闘することはなかった。みんなはこのストーリーを信じたがる。これがそのストーリーだ。ところで、ジーンは良いプロモーターだよ。結局のところ、彼はアピールするのが上手い。だから試合が盛り上がるんだ。でも何もなかったよ。僕とモカエフは仲が良いし、ブラザーだし、こんなことは何もなかったんだ」

「モカエフは若いし、早く上り詰めたいと思っているんだ。早くジョン・ジョーンズのようなチャンピオンになりたいと思っているけど、チャンスをつかんでこなかった。だからもちろん彼は大きなサメを捕まえるために、まずこの試合を組んだんだ。水の中では小さな魚だったから、大きなサメのところに行きたかっただろう。だから彼の状況は理解しているよ。でも我々には悪気がない。ジーンはこの試合を盛り上げたかったんだろう。モカエフは結局のところ、ムスリムのブラザーだ。何も問題ないよ。でもこのゲームでは僕がまだ一番だ。僕もまだ若い。30歳だ。どんどん良くなっているんだ」

またケイプはモカエフに勝利したら、フライ級王者であるアレクサンドル・パントーハと対戦することを期待しています。

「(UFCとは)たくさん話をしているよ。4月にマテウス・ニコラウと戦うことになっていたときも、もし僕が勝ったらパントーハと戦うべきだった。(UFC301でスティーブ)エルセグと戦ったことが僕のチャンスだった。今回が2度目で、ベルトを手にするチャンスだから、ケージに入ったら勝つしかないよ」