インタビュー・コメント

ヴォルカノフスキーがトプリア対ホロウェイに言及する

フェザー級王者であるイリア・トプリアは最近、初防衛戦が決まったと明らかにしました。

SNSではUFCのマッチメイカーがマックス・ホロウェイに無理やり試合日を認めさせたと示唆しました。

以前トプリアがホロウェイ側の問題で試合が延期されたと主張しており、一方でホロウェイは9月14日にラスベガスのスフィアで開催されるUFC306で戦うと語った流れがあります。

元フェザー級王者のアレクサンダー・ヴォルカノフスキーは『MMA Fighting』で、この問題についてコメントしました。

「本音で話そう。マックスに戦うことを強制していない。マックスが彼との対戦を望んでいるのは周知の事実だと思うし、彼も早く対戦したかったんだと思う。延期されることがあるのは確かだし、それがマックスのせいだとは思わない。私はただ事実を言っているだけだ。イリアには何の恨みもないが、 マックスに無理強いすることはないよ。本音で言うとね」

トプリアは2月のUFC298で、ヴォルカノフスキーを2ラウンドKOしてフェザー級王座を獲得したことで、一躍スターダムにのし上がりました。

しかし2月以来トプリアはまだ出場しておらず、ヴォルカノフスキーはインタビューやSNSでの振る舞いが彼のイメージに悪影響を及ぼしているのではないかとみています。

「(トプリアの)物事への取り組み方はとてもおもしろいね。『悪役を演じるんだ』とか、そうやって試合をするのはおもしろくない。運が良ければ、それで私をノックアウトできるし、彼にとっては完ぺきだった。彼はみんなを味方につけたような気がするし、あとはカードを上手く使うだけだ。彼は今自分のカードを上手く使いこなせていないような気がするよ。飛びついてきたかもしれないファンを少し失い始めている。もしくはさらにかき乱すための彼の計画なのかもしれないし、マックスの頭の中に入り込もうとしているのかもしれない。それが何なのかはわからない。でもマックスに強制したわけじゃないんだ」

またヴォルカノフスキーは、トプリア対ホロウェイが決定しても、自身の王座挑戦は待つつもりだと語っています。

「彼らには早く戦って欲しかった。そうすれば自分もより早く戦えるからね」